「世の為、人の為に生きる」ことの力強さ

2021.01.05

2021年の個人的なテーマとして改めて「世の為、人の為に生きる」という言葉を使うことにした。

元々、ブログでも「正しい判断基準」という題名の記事にてなぜ「世の為、人の為に生きる」ことが良いのか?など書いていたので
自分の行動指針として既に組み込まれていた。

しかし、この記事を書いた時はそこまで積極的な捉え方ではなく・・・

自分自身が既に幸せ過ぎてこれ以上、幸せになれないレベルまで満たされているから、では次は「世の為、人の為に生きよう」という使い方だったの割合も対象なりとも存在した。

しかし、昨年の年末に古くからの友人と話している中で・・・

その友人は、「大手企業のサラリーマンに絶対的に負ける気がしない」という話をしてくれた。

その友人は、自分で会社を経営しているのだが、この2年間ほど大手企業との仕事をし出してこの感想になったそうだ。
「誰も、命がけで仕事していない」からとのこと。

皆、自分の責任にならないように、必要以上に多くの人を絡めて誰の責任か分からなくするから、1つの仕事をスタートするのに2年以上時間がかかっている。

しかし、逆を言えば、その辺の責任が個人に限定されないようにさえしてあげれば、みんな簡単に承認を出す。

その仕事に誇りを感じ、業界を変えるんだ!という熱いパッションなんていうものは存在しない。

この話を聞いて私は、「世の為、人の為に生きる」という事は綺麗事ではなく・・・
この判断基準で動くことにより、より大きな原動力を得ることができ。

そのエネルギーに多くの人が反応して、より大きなことが実現するのではと感じ出した。

実際に、今年新たにスタートする事業では、この「世の為、人の為」という判断基準の元に
通常の商取引では、絶対にもらうはずのマージンを貰わないことにした。

そうする事により、業界最大手の一部上場企業との取引が、こちらの要望を全て呑んでいただける最高の形で実現した。

だからこそ、今年は再度この「世の為、人の為」という判断軸で1年を過ごしたいと思う。
この判断基準にすると決めると凄く楽な事に気がつく。
より多くの人が喜んでくれるような良いことをするだけで良いのだから。

もしも、思い通りに行かない場合は、その状況を真摯に「受け入れて」やり方を変えながら進めたいと思う。

本当に「世の為、人の為に」なっているのであれば、物事は恐ろしいほどスムーズにことが進むものである。

それが進まないのはどこかで、「自分の為」という弱いエネルギーのもと行動をとったからに他ならず。
そのことを教えてくれるヒントとして、上手く行かないという現象が現れるのだろう。

今年1年はかなり多くの新しい事が始まる・・・
また、非常に激しい年が5年間は続くだろう・・・

川に浮かぶ木の葉のように・・・
激流の中も、プカプカと浮かび続け、流れに身を任せて大海へ向けて確実に進む年にしたいと思う。

「世の為、人の為に」という強烈なエネルギーと・・・
事実を「受け入れる」という脱力を上手く使いこなす年にしたい。

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