本日は久々にネットショップについてお話しようと思う。
その理由は今非常にネットショップを新たに始めよう!もしくは真剣に強化しよう!という方が多いからだ。
理由は簡単で以下の2点
①コロナにより非対面型ビジネスモデルへの転換が迫られた。
②IT助成金が通常は最大150万円の半分が支給されるのに対して今年は最大600万円の75%の450万円が支給されるからだ。
(IT助成金:https://www.it-hojo.jp/tokubetsuwaku/https://www.it-hojo.jp/tokubetsuwaku/)
5月だけで新規のコンサル依頼が6件もきた。
セミナーもせず広告も出していない。
そして、最近はネットショップの話もあまりブログではしていない私の所にこれだけ着てるという事は相当な数の人がネットショップに興味があるのだろう。
実際に在宅比率が上がり外にも不要不急ではいけないのでネットショップの売上は全体的に伸びている。
実際に今朝5月の数字の報告があった私の支援先は昨年対比の月商が3600万円から5000万円に約140%で伸びている。
恐らくこの会社は2年後には月商2億円を超えるだろう。
※さらに同業他社で倒産した会社から安く商品を仕入れているので粗利率も向上しており、粗利額ベースで言えば昨年対比で約200%を超える。
ただ、今回お話したいのはネットショップは良いですよ!という話ではない。
むしろ今本当にネットショップを行わなければならないのか?もう一度考えて欲しい。
ここで少し話は変わるが会社経営は非常にドラゴンクエストなどのロールプレイングゲーム似ている。
しかし、ロールプレイングゲームと決定的に違うことが3つ存在する。
1、会社経営にはラスボスがいない=ゴールがない
2、レベルは下がる時もある
3、1番大切なことは少しでも長く続け、少しでも長く楽しむることであり、レベルを上げ続けることではない。
この絶対のルールを忘れてしまうと・・・
コロナによりレベル(分かりやすいのは売上など)が下がった際に早急にレベルをあげようとしてしまう。
しかし、レベルが下がった時に1番に考えなければならないのはゲームを続ける体制を取ること。
責任感の強い人ほど。
頑張ってしまうのだが・・・
これだけは真実なのでハッキリいうと。
頑張ってどうこうなるなら倒産する会社は存在しない。
今回みたいに厳しい状況ほど頑張ってはいけない。
経営が少しでも厳しくなるということは何かしらの合図なのだ。
今までのやり方が間違っているという。
それは・・・
何かに依存していた事かも知れない・・・
内部留保の割合を間違えてチャレンジし過ぎていたのかも知れない・・・
本当の意味でお客さんをファンに出来ていなかったのかも知れない・・・
ただ、会社を変えるには時間がかかる。
ピンチはチャンスという言葉があるが・・・
これは世の中がピンチの時はチャンスという意味であり、
自社がピンチの時に動き回ると空回りして1ミリも進んでいない事が多く、アクセルを緩めると少しずつ進みだす。
従って、ゆっくり着実にアクセルを踏むためにも続ける体制をまずとる事が大切である。
ただ、既にキャッシュ的にもゆとりがある会社からすると周りが足踏みしている今こそが変革を起こし易く、それこそチャンスであるのは間違いない。
しかし、ネットショップは既に20年以上も前から始まっており、常に全国商圏で競い会う為、常に甲子園レベルの戦いになる。
従って今から始める会社はそんなに簡単に売上が作れる訳ではないということも頭に入れておかなければならない。
本日伝えたい事『頑張らなくても会社を続けられる体制を頑張って一緒に考えよう』