2015年5月27日
昨年売上対比 ①100% ②130%前後 ③200%以上
上記の違いについてお話したいと思う。
前提条件として、市場の成長率が117%のネットショップの市場における話として聞いて欲しい。
①昨年売上対比100%⇒手数が足りない(やっているつもりでも何もやり切れていない)
②昨年売上対比130%~150%⇒手数が多す過ぎる
③昨年売上対比200%以上⇒本当に自社にとって最も効果的な施策1つだけに絞り他社が吐き気を起こすレベルでやりきっている。
ここから、1つずつ更に詳しく説明していこう!
①昨年売上対比100%⇒手数が足りない(やっているつもりでも何もやり切れていない)
この企業の根本的問題は、ホウレンソウ不足!
進捗確認が出来ていない事による、実行力の欠如!
社員1人1人が約束を無意識レベルで破っている!
人の仕事の処理能力の問題ではなく、
上記の内、どれかが当てはまる可能性が高い。
ただ、1つだけ先に言っておかなければ、成らないのは、この会社の社員さんがサボっていると言う意味では決してない。と言うこと。
私がこれまで出会った企業において、あくまで悪意を持ってサボろうと言う人に出会った事が無い。
ただ、結果論として、上記の様な状況に陥っている全ての原因は・・・・
『知らない』
と言う事だけである。
みな、自分の知っているレベル感の中で精一杯がんばっている。
より高いレベルでやっている人の存在を知らないだけだ。
そして、このより高いレベルとは、何も頭が良い人ができると言う話ではなく
どれだけ、『凡事徹底』出来ているかのレベル感の事を言う。
例を挙げるなら、メールの返信の速度!
これが早いだけで業績上がると断言して良い。
例え、24時にホテルに帰った時点で経営相談の難解な答えを求められるメールが30件以上あり、次の日の起床時間が5時だとしても
全てのメールを返信してからしか寝ないと言う自分とのルールを守れるか?
この様な生活を毎日365日続けられるか?
この生活を1年やり続けて業績が上がらないのであれば、その事業自体を諦めてもっと楽な事業を探す方が良いだろう。と言う程
これさえ出来れば、業績は上がる。
②昨年売上対比130%前後⇒手数が多す過ぎる
私が1番報われて欲しい人はこの企業の人達だ!
IT関係の離職率は、日本の全ての業種業界の中でトップクラス誇っている。
離職率が高い理由は『長時間労働』これに尽きる。
そして、長時間労働になってしまう理由は、2つある。
①業界がまだ始まって15年程度の未成熟な業界なので、仕事が体系化(マニュアル化)されておらず無駄が多い!
②かなり、多くの事柄が効果検証できてしまう。
特に問題は、この②の『多くの事柄が効果検証できてしまう』と言う点だ!
ネット上には業績を上げるための方法が吐いて捨てるほど存在する。
そして、それらの内容はかなりの確率で業績が上がる事が多く、アナリティクスなどを使えば、それを証明する事が出来る。
従って、『やった方が良い事』が大量に生まれる。
それにより、『長時間労働』になるのだ!
それでも、昨年対比130%も伸びていれば良いじゃないか?と言う意見もあるだろう!
月商1億円以上であればそれでも良いだろう。
しかし、月商1000万円~3000万円で昨年対比130%であれば、商材によっては非常に危険だ!
あと、3年もすれば、現在リアル市場での本物の大手小売やメーカーの人たちがネットに正々堂々と参入してくる。
その時に、全ては、ちゃぶ台換えされる。
今から、2年で『圧倒的な物量』か『圧倒的な商品開発力』を持たなければ成らない。
ただの忙しかった人達に成らないために!
3年前に私は、上記の世界が10年~15年後にくるのではと発言していた。
2年前に私は、上記の世界が5年~10年後にくるのではと発言していた。
1年前に私は、上記の世界が3年~5年後にくるのではと発言していた。
現在私は、上記の世界が2年~3年後にくるのではと発言している。
③昨年売上対比200%以上⇒本当に自社にとって最も効果的な施策1つだけに絞り他社が吐き気を起こすレベルでやりきっている。
その点、200%以上を達成してる企業は1つの事をやりきっている。
それが完全にできたら次の1つの事!
と言うように。
責任感が強い人ほど、焦ると手数が増える。
そして、手数が増えるほど、業績が微増どまり。
自社にとって最も効果のある施策は何か?
これを見つけられるようになれば、次元の違う業績の上がり方をする。
この見つける方法は簡単で、ただ『ロジックツリー』を用いるだけ!
どこにでもありふれている手法。
ただ、それを使いこなせる人に私は中々出会った事が無い。
それさえ使えば以下のような結果は手に入るのだが・・・
(アパレル)6ヶ月で、 月商300万円が3,600万円に 1200%UP
(介護用品専門店)1年で、 月商150万円が1,800万円に 1200%UP
(ヘルメット専門店)1年で、 月商200万円が2,400万円に 1200%UP
(雑貨)4ヶ月で、 月商150万円が1,000万円に 820%UP ※粗利率8%UP
(機械)40日で、 月商1,800万円が3,600万円に 200%UP
(ジュエリー)4ヶ月で、 月商1,000万円が3,000万円に 300%UP
(スポーツ用品)1年で、 月商2,500万円が5,300万円に 200%UP ※販促費200万円から0円に
(アパレル)3年で、 月商5,000万円が1億5,000万円に 300%UP ※1年で営業利益額300%UP
この様な結果をもたらす為の時間を『考える』と呼び
その考えると言う行為を『仕事』と呼びたい。
そこで、次回のがじログでは、この考え方について再度説明をしたいと思う。
本日伝えたい事『結構、やるやん!笑』