2014年7月7日
私には、2~3ヶ月に1回電話で相談をしてきてくれる友人がいる。
その友人は、中・高の野球部を共にした戦友だ。
6年ほど前の相談内容と言えば・・・
《パチンコやめたい》や《タバコやめたい》と言う相談ばかり・・・
ただ、それに私は真面目に・・・
友人:『あのさ~!パチンコやめたいんやけど、どうしたら良いやろう?』
私:『やめれへんって事は、本気でやめたくないんやろう!』
私:『まず、本気でやめたいって思うことちゃう』
友人:『いや!本気でやめたいねん!』
私:『なら、やめれてるはずやで!お前、夢ってあるか?』
友人:『無いけど・・・』
私:『まず、そっからちゃうかな!』
また、少し経つと・・・・
《会社やめたい》と言う始末。
友人:『俺、今の会社にあわへんから会社辞めて次の仕事探そうと思うんやけど、どう思う?』
私:『えっ?お前今の会社何年働いてるん?』
友人:『1年半』
私:『ふざけんな!何であってないって分かるねん!て言うか・・・3年働いていない奴が面接にきたら俺が社長なら話すら聞かんわ!』
私:『せめて、どうしても他にやりたい事があるなら話しは別やけどそれもないんやろ?』
友人:『うん!だから仕事やめて探そうと思うねん』
私:『だからふざけんなって!』
私:『やりたい事がある訳でもなく、3年も働いていないなら、相談にのる価値ないわ!』
私:『今やめたら、今の会社より待遇の悪い所にしか転職できず、そこでもまた自分に合わないとか言い出してドンドン人生終わっていくぞ!』
私:『とりあえず、3年経つまではやめるとか許さんから!1回がんばってみ!それで無理なら俺も本気で相談にのるから!』
友人:『そんなモンなんか?分かったわ・・・』
上記の様なふざけた質問しかしてこなかった友人が先日
《売上を上げたい》と相談してきた。
どうやら、これまで事務の仕事をしていたのだが、急に部署移動で営業なった模様。
その会社は、製造卸を行っている会社の卸部門。
しかし、その会社の営業スタイルは、良くある、営業マンが長年行く事により仲良くなるので注文をもらうと言うパターン。
そこで、新たに担当者になった私の友人は、注文がもらえず一気に売上を半分まで落としてしまった様子。
そこで、『今日の夜、終電で俺の家まできたら朝までは、売上の上げ方教えてあげるで!』と話した所、本当に来た。
どうやら、本気らしい!
そこで、取引先別の売上構成比や取り扱い商品の売上構成比から、注力する取引先と商品を選んであげ、その売り方を教えた。
教えたといっても・・・・
『お前がいつも会っている担当者の人はみんな基本的に面倒くさがりばかりのはずやから、その人の手間をお前が代わりにやってあげれば必ず売れるよ!』
『たとえば、仕入れを増やす際には、その担当者は、自分の上司に、仕入れを増やす理由を説明しないといけないから、お前がその資料を作ってみ!』
『仕入れが決まっても、陳列したり、POP作ったりするの面倒やから、それもお前が作ってあげ!』
『なら、きっと売れるよ』
と言う概念だけ!
その相談から1ヶ月が経ち、昨日電話が・・・
友人:『会社からは昨年は非常に調子が良かったから、去年の数字を目指せって言われてるんやけど・・・6月昨年対比107%やった!』
私:『うぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~!やるやん!マジですごいって!』
消費税の駆け込みも終わり、ただ厳しい要素しか存在しない実店舗への卸売で・・・
世の中では、目指せ昨年対比100%と言いつつ、いかにマイナスを少なくするかがやっとの中!
『パチンコやめたい』程度の相談しかしてこなかった奴が・・・
正直、私は、『売上なんて上がらなくても良いと思ってた!』
だって『売上、上げたい』って相談してくれただけで・・・
死ぬほど嬉しかっから・・・
しかも、『まだやり切れてない事がいっぱいある』とか言い出してる・・・
ちなみに、私の高校は滋賀県でトップクラスに頭の悪い高校!
4年生大学に行く奴は、珍しい!(学年で5%くらいの超エリート)
結局、人の能力なんて差はないんだよな!
まぁ、あの野球部を乗り越えたら、社会なんて、へなちょこか?笑
どんなにピンチに立たされても・・・
乳首が取れる事は滅多にないもんな!
本日伝えたいこと:『乳首は大切に!』