2014年6月19日
基本的に、コンサルタントは情報のメーカーでなければ価値が無い。
テレビやインターネットで得た情報は0円。
※上記の考え方については、以下を参照下さい。
『お金を払う価値の有る情報とは?』
従って、この『がじログ』では自分、自ら生み出した情報しか発信していない。※私が知らずに、私より先に発信している人がいるかも知れないが・・・
しかし、本日は珍しく、人からの受け売りを話したい。
私が尊敬する数少ないコンサルタントの1人『箕浦さん』から教えてもらった『金言』だ。
箕浦さん:『同じ駅前に、1泊8000円で、片方は新築!もう片方は築10年!だったらどっちのホテルに泊まる?』
私:『それは、新しい方ですね!』
箕浦さん:『そうやな!』
箕浦さん:『じゃ~どうしたら、築10年のホテルが売上を上げられると思う?』
箕浦さん『よく中途半端に業界に詳しいコンサルがやってしまう、絶対にやってはいけない提案って何だと思う。』
私:『付加価値をつける事ですか?』
箕浦さん『それは、まだ、まともなコンサルや!』
私:『価格を下げるですか?』
箕浦さん『それも、まだ、まともやな!』
箕浦さん『一番やってはいけないのは・・・リニューアル何ですよ!』
箕浦さん『築10年のホテルの一番の強みは何や!原価償却が終わってる事でしょ!』
箕浦さん『それを、リニューアルする事によって、借金を増やし、強みを消すような提案はしたら駄目なんですよ!』
私:『ほるほど、そうですよね。』
箕浦さん『だから例えば私なら、子どもと一緒に泊まったら子どもは無料などの割引をして売上は落とさないけど、お客さんからしたら、お得に感じるような提案をしなければ駄目なんですよ!』
上記の話に解説は入らないだろう!
そのものの本質的強みをいかに読み取るか!
それは、現状の『良し』も『悪し』も全て『受け入れる』事から始まる。
どこまで行っても、『リニューアル』が『新築』に新しさで勝てるはずが無い。
その事実を受け入れた瞬間に、『自分の強みに気付けるのだ!』
『強み』と『弱み』は表裏一体。
この当たり前の事を・・・だけどなかなか気付けない、凄い事を・・・
当たり前のように、事例を交えてさらっと教えてくれる・・・
箕浦さんは今年定年。
本日伝えたい事:『この天然記念物のような方の金言をもっと多く吸収しなければ!』