2014年5月31日
本日の題名は非常に物騒だ・・・
一度、題名の事は忘れて話を聞いて頂きたい。
良く、本当に多くの人から自分の社員(部下に)対して以下の様なボヤキを聞く
『言われる前に動いてくれよ』
『もっと、主体的に動いてくれれば』
『やりきるのレベルが低いんだよなぁ』
※厳密に言うと、実はこれは私のボヤキ!
ただ、社員や部下を持っている人は上記の様な事を思っているはず!
2年半前から、『人を育てる』と言う事をずっと考え続けていた!
そして、今年の初めまでの結論は・・・・
『自由こそ!人が一番成長できる。』
『教えてはいけない』
『考えると言う機会をどれだけ多く与えてあげるか!』
『ただ、皆考えると言うのは嫌いなので、それをやり切れる様に評価制度から変えなければいけない!自分で考え成果を出した人が褒められるという評価制度に!』
うちの会社本当に自由だ!
自分がやりたい事を何でもして良い!
その環境に本当に感謝している。今の自分があるのはこの環境のおかげ!これは揺ぎ無い事実。
しかし、今年の4月考え方が180%変わった!
ビジネスマンにはレベルが存在する事が分かった。
レベル1:『約束が守れる』
レベル2:『ホウ・レン・ソウのスピードが速い』
レベル3:『考える事が出来る』
そして、私は自分の後輩にレベルを無視して、一気に全てを求めていた!
そして、出来ない事に対して・・・・放置していた!
『結局はそいつの人生』
無理ならそいつが成長しないだけ・・・・
私は、その後輩に成長するヒントは与えられるが、結局、成長するのは、その人自身の問題!
と思っていた!
しかし、どうやら違うよ様だ!
レベルに合わせて接してあげないと、その人は潰れてしまうようだ!
出来ない自分に、ドンドン自分を嫌いになってしまい・・・
自身をなくしてしまい・・・
仕事も手に付かなくなってしまう・・・
良く冷静に周りを見てみると・・・・
京大などの国公立を出たのに、あまりの自由に、自分を律する事ができずに辞めて行った同僚がいっぱいいた。
この自由と言う劣悪な環境のせいで・・・
ここで話は変わるが・・・
リクルートの調べによると、その人のビジネスマンとしての働き方へ最も大きく影響を与えているのは、90%以上が初めて働いた時の直属の上司とのことらいし。
そう考えると、働き始めの人へ『自由』と言う名の下に『放置される環境』を与えていた私は・・・
もしも、このまま私の後輩が、本当に仕事が出来なくなり、仕事を辞めたとしたら・・・
社会人になって成果を出さずに転職する人は、確実に前職より、劣る会社にしか転職できない。
そして、その会社でも、『約束を守る』などの癖が付いていなければ・・・成果を出せずまた別の仕事に移ってしまう・・・
そして、逃げ癖がもしも付いてしまったら・・・
30年後には、親戚の人から昔はあの人良い所に勤めてたのにね~~!って囁かれながら・・・
65歳でも工事現場での道路整備などをしているのだろう・・・・
完全にその人の人生を潰してしまう。
私は、これを殺人と同等もしくは、それ以上にグロテスクな仕打ちだと思う。
50年以上も苦しみ続けないといけないのだから・・・・
従って、私は先ほど申したレベルに応じて、しっかりと、社員(部下)と向き合わず、その人を駄目にしてしまった人を『ビジネス殺人犯』と呼ぶ事にした。
しかし、ビジネス殺人の良い所は、蘇生が可能と言う点である。
蘇生には非常に痛みが伴う。
それは、死んでしまった部下はもちろん、殺してしまった上司も同等に痛みが必要だ!
私は、2ヶ月後輩と一緒に住む事により、どうやら蘇生に成功した。
一緒に、夜中も仕事をする中で・・・
一緒に、二人で決めた罰ゲームを受ける中で・・・
私は、睡眠不足以外ではストレスを感じない。従って、睡眠不足でしか口の周りにヘルペスはできない。
生まれて初めて、睡眠不足以外でヘルペスが口にできた。
その人の人生レベルの責任を負って、 部下を持っている人が何%存在するだろうか?
肩書きだけの上司が何%存在するだろうか?
極端な話、その人を駄目にしてしまい会社から放出してしまった人の子供はいったいどうの様な教育を受けるのだろうか?
その人の人生だけでは済まされないかも知れない・・・
本日伝えたい事:『本当の愛を胸に、今日も後輩をシバキ上げる日々が続く!』