2014年3月6日
本日は珍しく人から聞いた話をそのままご紹介する。
私が日本で5本の指に入ると思うコンサルタントの1人、箕浦さんから教えてもらった新たなマーケットの見つけ方について
この箕浦さんとは、船井総研勤続33年(確か・・・)
この数字は、船井幸雄さんより長い!
船井幸雄さんは実質的には創業から30年目の時には経営から離れているからだ!
従って、最も船井総研を知る人といってもそこまで大げさではない。
そんな箕浦さんだが、実際にこれまでに様々な新たなマーケットを見つけてきた。
最近で言うと『楽婚』や『スマ婚』『ゼロ円婚』などの新郎新婦の持ち出しが低価格でも行える結婚式を日本に作り出したのが箕浦さんだ!
それ以外にも、日本のパーマの相場を8000円以下にしたのも箕浦さん(昔は3万円だったらしい)
金・プラチナを買取業者に流して設けると言うビジネスモデルを作ったのも箕浦さん
貸衣装のネットレンタルと言う市場を作ったのも箕浦さん
などなど言い出すと切が無い・・・
そんな箕浦さんだが、今年でもう定年を迎える。
そこで私は最近また色々な事を教えてもらっている。
先日質問したのは・・・
私:『箕浦さんってなんでそんなに新たなマーケットを見つけられるんですか?』
箕浦さん:『もうおしまいのマーケットを見つけているからや!マーケットが成長して衰退していくって事は、お客様が今の価値では満足してないと言う事。そのお客様を満足させられれば新たなマーケットが作られる』
箕浦さん:『そのために今一番伸びているマーケットをみるんやけどな!今が一番伸びていると言う事は、直ぐにおしまいがくるからな!今伸びているうちからずっと観察するってこと』
私:『なるほど!ただ、おしまいのマーケットを見つけても、その後どうすれば新たなマーケットになるかと言うのは分からないじゃないですか?マーケットの作り方とかあるんですか?』
箕浦さん:『確かにそうやな!だから信頼関係が気づけている支援先に試してもらうねん!』
箕浦さん:『9回失敗しても10回目で1回成功すれば、これまでの失敗が十分元取れる事を分かってくれている支援先とだけな!』
私:『結局、数ってことなんですね!!』
箕浦さん:『当たり前やろ!そやけど、何回か当たればその確率は高くなるけどな!』
箕浦さん:『だから、一番大切なのはいっぱいチャレンジできる事!つまり、1回のチャレンジは必ずお金をかけたらあかん!』
箕浦さん:『きみも、それだけは気をつけなあかんで!』
箕浦さん:『あと、わしは自分の支援先試してもらってそこから考えてドンドン作ってきたけど、その点船井(幸雄)さんは既に試している人に話を聞いてドンドン作っていったからやっぱり早いな!』
奇跡的な数のマーケットを創りまくった人が、魔法(オリジナルのマーケットの見つけ方の方程式)を使える訳ではなく・・・
普通の人だった・・・
ただ、普通と違うところは、『数が必要と言うそんなに凄くない言葉を』
みなの想像を超えるほどに、『本当にやり切るという非凡さ』
数をこなさなければ・・・と言う普通の言葉も
箕浦さんから聞くと重みが違う・・・
本日伝えたい事:『箕浦さんが大好きと言う事』