2014年2月27日
企業には、以下の売上高ごとに壁が存在すると良く言われている。
①3億円・②10億円・③30億円・④100億円
上記の壁の大きな原因は、社長がどれだけ人を動かせるかと言う所と深い関係がある。
①3億円までは社長1人で立てられる売上
②右腕が育つと、10億円まではいける。(凄い社長は1人でも10億円までは持っていけるが確率的に難しい)
③右腕が3人育てば30億円まではいける。
④右腕が自分の右腕を育てられる様になれば100億円までいける。
上記の話しは私が実際に見てきた企業ごとの共通点から導き出した話だが、似たような話しは他でもしてるかもしれない。
それでは、本日は別の視点から話をしよう。
それは、社員(部下)への優しさごとに、企業の売上は決まると言う話。
単純に3億円までは、表面的に優しいだけで十分売上は立つ。
そして、スーパー社長なら10億円までは売上を持っていけるだろう。(非常に稀なケースではあるが・・・)
しかし、10億円を超えようと思うと絶対に厳しさが必要だ!
そして、10億円前後の企業にあるのが3億円の頃に入社した現在の幹部社員さんが社長との関係が『なーなー』に成っており次のステップへの足かせになってしまうケースだ。
これは、社長が10億円の社長の器になった際に、社長だけがレベルアップしてしまった際に上記のゆがみが出てしまう。
※もちろん、社長と一緒にレベルアップすれば上記の様なゆがみは起こらないが、社長と同じペースで成長と言うのがそもそも確率論的には考え難い。
主体性の度合いによって成長はするが・・・社長と同じレベルでの主体性を持つ社員さんなど国宝クラス
しかし、この幹部社員さんは何も悪くない。
社長が3億円の社長の器の時に雇って、表面的に優しくしてしまったせいで、それで良いと教えられたのだから・・・
しかし、社長としては、更に次のステップに行かなくては成らないので厳しさを幹部社員に求め出すが人はそんなに変れない・・・
最悪の結末は、その期間が長く続くと、幹部社員さんが耐えられなくなり止めてしまう・・・
ここで視点を少し変えたい。
そもそも、売上10億円で維持してはいけないのか?
そもそも、企業が現状維持を目指した瞬間に業績は落ちる。
さらに、この壁の付近、2~3億円・8~10億円・25~30億円・80~100億円の企業が実は立上たばかりの企業の次に倒産し易い。
これは、結局仕事量が増えるのに、それを管理する人が育っていないので停滞しているの全ての原因であり、その期間が一番クレームなどのアクシデントが起こりやすいため
この付近の売上にて停滞している企業が危険と言う訳である。
従って、その付近まで来た社長はもう売上を一気に下がるか上げるかしか選択肢は存在しない。
その際に普通に考えれば下げると言う事は社員さんの首を切ると言う選択肢になりかねないので、ほとんどの社長は売上を上げると言う選択肢を取るだろう。
回りくどい話方になったが、話を戻すと、幹部社員の方が止めるリスクを持ってしても厳しく接し無ければならない。
厳しさを具体的にすると、単純で『何が何でも約束を守らせる』これだけに尽きる。
どんな言い訳も許さない厳しさ。
しかし、一度甘やかされた人に厳しさに慣れてるには、社長にそれ相応の覚悟が必要だ。
従って、本当にその人の事を考えるのであれば、『売上の小さいうちに』『その人が入社して間もないうちに』いかに厳しくしてあげるか!
※いきなり厳しくしてはいけないが・・・あなたの話を聞きたいと社員(部下)が思ってからでないと、直ぐに止める元になので注意して欲しい
あなたは、表面的な優しさで接してないですか?
本当に、社員(部下)の人生レベルに責任を取る覚悟で接していますか?
その覚悟があれば、きっとあなたの愛情は伝わるはず。
愛情さえ伝われば・・・
いい話でごまかすコンサルっぽいからかなりネットで書くのは嫌な文章だけど・・・
結局突き詰めればそうなってしまう・・・
上記のように偉そうに語っているが実は、私も同じ事を後輩にしてしまっていた。
そして、現在粛々とその罪を償っている最中。
(時間とリスクを背負って!)
ただこれも私が撒いた種!
ただ、本気になれば、1ヶ月くらいで大きな変化を感じている。
恐らく、あと1ヶ月もすれば私の右腕は育ってくれるのではないだろうか?
この方法が上手くいけばまた、ブログにて書かせてもらう。
本日伝えたい事:『全部組織のトップのせい!』