2014年2月3日
昨日は、ナチュラム(ECユニオン)の取締役の拓さんにお願いして、物流センターを見学させてもらった。
凄かった。
(小学生の感想文?)
驚いた点をいくつか上げたいと思う。
①フリーロケーション(座学では知っていたが見たのは初めてだったので・・・)
②『単品買は、『種まき式』複数購入客は、『摘み取り式』と両ピッキングを使い分けていた
③ピッキングリストがソートがかけられて自動で若い順に並び変わる(つまり、梱包台から遠い順かつ大きいもの順にピッキングが可能)
④在庫・入庫・出庫などのデータを仕入先と共有
今日は、物流の話をしたい訳ではないので、上記の詳しい説明は省かせて頂く。
本気で物流倉庫を探している人は上記の説明だけでも分かるだろうし、それが分からない人は見なければ分からないだろうからだ。
※物流センターを見学したい人は、私まで連絡してくれれば・・・私の知り合いのド競合の通販会社さんで無い限りご紹介いたします。
そして、ここからが本題。私が物流センターを見学した後に拓さんの元にとある卸売業の常務さんが面会にこられた。
そこで、私は邪魔なので帰ろうとした所、拓さんから、『もしも、卸売りのコンサルティングするならどんな提案するの?』と質問されたので
その常務さんに事情を聞き、提案をさせて頂いた。
結構、具体的にさせて頂いたのでその常務さんは、帰る頃には・・・
『今日は初対面なのに、無料でこんなに教えてもらって本当にありがとうございます。何か申し訳ないです。』
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要するに、この方のイメージでは、コンサルタントとは情報を販売しているので、その商品である情報をただでもらったと言う事が申し訳ないのだろう。
うちの会社の創業者である、船井幸雄さんは以下の言葉を残されている。
『情報も何もかも、開けっ放しでいきなさい。そうすればさらに情報が入ってくるから!開けっ放しじゃない人には情報は入ってこないから!』
日本のコンサルタントの父であり、神と言われた人が上記のように言っているのに・・・
なぜ、今回の常務の様な発想になったのだろう!
そんな、話しただけで情報に原価がかかるわけではないのに・・・
(厳密にはその情報を開発するのに莫大な時間を使っているが・・・)
それは、おそらく情報の横流ししか出来ない・・・自ら作ることの出来ない・・・人達が自分の持っている情報で最大限にお金を稼ごうとしているコンサルタントがあまりにも多いせいで上記の様な感覚になっているのだろう。
船井幸雄さんは以下の様な言葉も残している。
『退散せよ! 似非(エセ)コンサルタント』
しかし、この様な事はよく起こる。
先日も複数の経営者の方と話している時に、その中の1社の専務さんが『今後はネットをしたいなぁ~』と別の人に話しかけていた。その時はまだ行っていない程度の覚悟なのかと思って聞き流していたが、次のその会社のホームページを見たら既にネットで販売を行っていた・・・
その会社の専務さんに次の日に直ぐにメールで何で相談してくれなかったんだ水臭いじゃ無いですか?と連絡した事を覚えている・・・
みなさん、下手に相談したら高いお金を取られると思っているのだろうか?
このイメージも似非コンサルタントたちが作ったものだ・・・だから、私は他のコンサルタントに対して、今日も『私を似非コンサルタント扱いした人がいたよ!笑』と話すと、じゃあどうやって収益化するんですか?と質問される。
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そう言われると、あまり考えた事は無かった・・・
ただ、マクロの善だけを指針に行動していただけだったから・・・
そして、こっちから言わなくても払ってくれる人が結構いたから・・・
しかし、それを言われて再度、どの様な人からお金を貰っているのかと考えてみると・・・
『本気で一緒に業績を上げたい人(私の1日を1人じめしたい人)からは貰っている』と言う事が分かった。
(もしくは、その瞬間その瞬間に新たな情報を生み出す事に期待してくれている人達と言い換えることも出来るかも知れない。)
ただ、質問に答えるだけであれば、そこには私の経験則や他社の事例からの話しかない。その業界、その会社を調べた上での発言ではない(ある程度聞けば直ぐにある程度は分かるが・・・)。
従って非常に無責任な発言だ。
それでも良いのであれば、いくらでもお答えする。また、その時の発言には実行力は存在しない。もちろん、そのアイディアだけで実行してしまう会社さんは多く存在するだろう。
しかし、そこの担保はもてない。そんな無責任な発言で、喜んでもらえるなら私としてはこれほど楽しい・・・快楽は無い。
そして、改めてお伝えしたい。
私を『似非(エセ)コンサルタント』扱いするほど無礼な事は無い。笑
本日伝えたい事:『気軽に質問してくださいね!』