2014年1月22日
2014年1月19日船井総合研究所 創業者である舩井幸雄氏がお亡くなりになられた。
この出来事において一番驚いてのは、自分が想像以上に寂しい気持ちになったと言う事である。
直接2人で話した事すらないのに・・・
もう絶対に実らない片思いのような甘酸っぱい気持ちになっている自分に気付き・・・
船井さんの影響力を改めて認識させられた。
私が船井総研に入って1年目。
船井総研に対して正直、『何て適当な会社』だと思っていた。
※今振り返るとただ、自分が適当なだけだったのだが・・・そんな私を好き勝手にやらせてくれるから、この様に思ったのだろう。
しかし、社歴が増すにつれて、船井総研の凄さや船井さんの作った仕組みの秀逸さに気付かされている。
そして、船井総研を知れば知るほど、自分の支援先には船井総研の様な会社になって欲しいと本気で思うようになった。
船井総研の何が凄いか?
船井総研には、『船井流経営法』と呼ばれるノウハウが存在する。
その中のメインを構成している物は『即時業績アップ法』と言われる手法の数々である。
この『即時業績アップ法』により短期的に業績を上げて経営者の信頼を勝取り本質的な経営を一緒に行っていくと言うものだ。
ただ、これらのノウハウが実は体系化されていない・・・
つまり、ノウハウが完全には蓄積されていないのだ。
1人のコンサルタントが20年働いた際に、20年分のノウハウが蓄積する。
そして、このコンサルタントが自分の近しい人間にだけ、口伝えでノウハウを伝えていくのだ。
従って、20年分のノウハウのほとんどがその1人が止めてしまえば無くなってしまうのだ・・・
そんな適当な会社なのに、未だに支持されている理由とれは・・・
それは、『人にノウハウが溜まる』と言う所に再現性が存在するからだ!
つまり、人が育つ組織作りがされている。
そして、その様な組織を作ったのが、船井幸雄さんと言う訳だ。
正直、晩年の船井さんのスピリチュアルな部分は、まだ未熟な私には分からないが・・・
この環境を作った人へ対して純粋に尊敬と・・・
そんな環境を私に与えてくれた船井さんに対して純粋に感謝しか生まれない。
そんな船井さんに対して、自分でも気付かないうちに、どうやら恋をしていたようだ。
本日伝えたい事:『心よりご冥福をお祈り申し上げます』