2013年11月4日
この間、後輩にお願いしていた仕事がいっこうに上がってこなかったので代わりに作成し、支援先の人達にメールで送っておくようにお願いしておいた。
その週末までには届ける約束をしていた資料だったのだが、土曜日になっても送った形跡が無い・・・
まぁ、確かに週末と言う表現なので日曜日まで支援先は待ってくれるかも知れない・・・それに特に時間を急ぐ内容の資料でもないので・・・
と思い放置しておいた・・・
すると日曜日の夜でも送っていない・・・
そこで、流石に注意した。
すると、月曜日の朝方にメールでこの資料○○を修正しておいた方が良くないですか?と言うメールが来ていた。
確かに仰る通りだった・・・
しかし有無を許さず久々に強めに怒った。(予断だが、私が本気で怒るのはこの後輩を含めて3人くらいしかいない)
私:『確かにそうやな、じゃあそこの所を変えてからみんなに送っておいて!てか何を今更グダグダ言ってんねん!』
私は常々後輩に『経営に答えは無いけど、最善を尽くせよ!』と偉そうに言っている。
ただ、この最善と言うのはあくまで時間の範囲内での最善である。
スピードに勝る業績アップは存在しない。
たとえ、行った行為が間違いだったとしても凄いスピードで進んでいる企業であればユーターンして来た道をもどり、それからまた正しい道を歩んでも他の企業より早くに結果を出す。
すると、
後輩:『よくよく見直していると違う所に気が付いたので・・・』
私:『だから何を今更よくよく見直してるねん!もっと早い段階でよくよく見直せや!』(自分がミスをしているのにここまで言えるのはむしろ才能かもしれない!)
私:『いろんな会社があるからまずは叩き台を送るのでそこからドンドンレベルを上げていきましょうって既に伝えてるし、と言うよりそのよくよく考えるタイムリミットは当に過ぎてるやろ!』
私:『俺らの仕事は、金曜日までに最善の資料をつくる事やで!完璧な資料を作れない事より約束を破って遅くなる事がどれだけマイナスかいつもいってるやろ・・・!』
この後輩は、確実に私より頭は良い!
ただ、1つの難点はスピードが遅い!
作業などのスピードは私より速いだろう!
だって頭は良いから!
ただ、決断のスピードが極めて遅い。
ここで少し話を変えたい。
ロジスティクスについて!
ロジスティクスとは、簡単に言えば戦争中に前線で戦っている兵士にいかに玉を切らさなず戦わせるかを追求した学問がそのまま流通業の置き換わりいかに効率よく在庫を切らさないかと言う事を突き詰めるための考え方。
大原則としては、玉(小売店であれば商品)が切れてはいけない。しかし、100%在庫が切れない量で在庫を持ってもいけない。100%切れない在庫量とは=在庫を持ち過ぎなのだ!つまり、ロジスティクスの世界ではいかに99%とか98%在庫を切れない用にするかを考える。
私は、経営における決断も同じだと思う。
100%上手くいくと言う事が確約されるまで考え過ぎる=スピードが遅い
つまり、コンサルタントも99%の確率を目指さなければ成らないのだろう!
そして、その1%のリスクに絶えられるメンタルが必要なようだ!
本日伝えたい事:『今日はかなり誤解を生みそうな内容だ!』
この後輩を見て本当に思ったが、コンサルタントとは決して100%を求めてはいけないようだ。(1ヶ月前には100%を求めなけっれば成らないと本気で思っていたが・・・)
そろそろ、本題に入ろうか!
要するに、コンサルタントや経営者のスピードを決定づける一番の要因は、メンタルのようだ!
このメンタルを違う言葉で言うと
メンタル=自信×覚悟
になるだろう。