2013年9月1日
先日、実店舗の寝具店の支援を行っていた際に店長さんから以下の様な質問を頂いた。
店長さん:『最近新規顧客数が年々減少してきている。何か効果的な販促方法はないのでしょうか?現在『チラシ』『DM』はやっているのですがイマイチでして、『新聞』とかは効果がありますか?』
私:『『チラシ』『DM』『新聞』とか、そんな事どうでも良いですよ!』
店長さん:『えっ!!どう言う事ですか?新規は絶対に獲得しないといけないと思うのですが・・・』
私:『もちろん、新規は必要です。しかし、販促とは『名簿』と『キャッチコピー』だけ考えていれば良いのです』
店長さん:『そりゃ~、それが大切なのは分かるのですが私が知りたいのは、効果的な販促策の方なのですが・・・』
私:『では、実際にどの商品を販売したいのですか?』
店長さん:『今だと、『エアー』と言うスポーツマン向けのマットレスです。サッカーのカズなどがCMに出ている商品です。』
私:『エアーなら39,900円なので、対象の顧客って小・中・高の本気でスポーツやっている人たちですかね?小学校のクラブではなく、野球で言う所のボーイズなどのお金を払ってチームに所属しているような人達ですかね?』
店長さん:『そうですね。その辺の客層になってくるでしょうね。社会人選手ならもっと良いマットレスがいっぱいありますからね。』
私:『では、ある程度お金を使ってでも、この本気でスポーツを行っている人達に響くキャッチコピーって何でしょうか?』
店長さん:『ん~~~?』
私:『絶対に上手くなるだと思いますよ!上手くなるためには、怪我をしてはいけないので寝ている姿勢が大切とかとにかく上手くなる事に繋げなければなりません。この辺のキャッチはメーカーの人に聞きながら考えて行きましょう。では次に必要なのは名簿です。どうやって、今から考えるキャッチコピーを伝えます?』
店長さん:『ん~~~?』
私:『直接監督さんの所に行ってしまった方が早いんじゃないですか?監督さんにあなたのチームの方全員に説明させてくれる時間をくれれば売上の○%をチームに寄付しますので設備通しにして下さい。などの話を持ち込めば良いのでは?もしくは、あなたのチームの選手なら○%OFFにしますよ!など、どの様な優遇が一番喜ばれるかそのレベルから聞いてしまえば良いと思いますよ!そうすれば1チーム落とせば、20~40人名簿が手に入るでしょう!』
店長さん:『は~~!なるほど!』
私:『つまり、効果的な販促方法をどうしよと考えてしまった瞬間に『チラシ』『DM』『新聞』とかの案は出ても、『監督に突撃する』と言う販促方法は出てこないでしょ!』
私:『だから、いつも話している様に、『商品力(どの商品を?・誰に?)』『売場力(どんな訴求(キャッチコピー)で)』『集客力(どうやって伝えるか?)』と言う順番で考えないといけませんよ!』
本日伝えたい事:『ドンドン色々な事が繋がり1つになって行っている。仕事が楽しい!』