2013年7月15日
前回に後悔しない決断の仕方についてお話した事があると思う。
その方法はよく考える事!と書かせてもらった。
しかし、あまり考え過ぎて決断が遅れる事も良くはない。そこで本日は決断のスピードを速めるための方法についてのお話。
結論から話すと、『信念を強める』と言う事。
ここで、全く話を変えたいと思う。
私は、天下一品と言うラーメンがこよなく好きだ!全国の約200店舗くらいのチェーン展開を行っている会社だ。
この店舗に入るとメニューは、2秒で決まる。
『こってりラーメンの細面でニンニク抜きで!』
お腹の減り具合に合わせて定食するかどうかの選択だけだがそれくらいは入店前には決まっている事であり、決断までのスピードに何ら影響は与えない。
また、話は変わるが私はコンビニが好きだ!仕事の休憩時に起こる欲求としてコンビニで何か買いたいと言う欲求が湧き上がってしまう。しかし、実際にコンビニに行くと全く買うものが無くてずっと何を買おうか迷ってしまう。
上記2つの決断力の違いは何なのだろうか?
果たして、私は決断力がある人間なのか?それとも無い人間なのか?
答えは明確である。
信念のある事柄においては凄いスピードにて決断できると言うだけの事である。
私は、天下一品のこってり味が一番上手いと言う信念がある。(少なくとも私にとっては)従ってそこには1㎜の迷いも無ければ後悔も存在しない。
それに比べて、コンビニにおいしい物が存在するまたは、これさえ買っておけば間違いないと言う、信念を持てていないと言う事だろう。
子どもの時に貧しいせいでコンビニでは、あまり好きな物を買えなかったからその反動でコンビニで何か買いたいと言う欲求が生まれているだけで・・・コンビニの商品に対しての信用は存在しない。
信念・信念と言っているがそもそも信念とは一体どの様なものなのだろうか?
どこかの偉い人が言っていて、『なるほどな!』と思った事をご紹介しよう!(多分、稲盛さんあたりだったと思うが・・・)
信念とは『人が今の心を言う』と書く。そして、信念が強いとはつまり、自分の心の中をどれだけ明確に言えるかと言う事。
例えば、『億万長者になりたい』と言う信念よりも、『経営者になって億万長者になりたい』の方が信念は強いし、さらに『飲食店の経営者になって億万長者になりたい』の方が信念は強い。
そして、『飲食店の経営者になって億万長者になるために、①接客を覚えて②料理を実践的に覚えて③部下の育て方を勉強しながら④仕入れのルートはどの様になっているのかを勉強して⑤資金ぶりを勉強するために、これらの勉強が1番できそうな○○と言う飲食店で1日に12時間働きながら余っている6時間は料理の研究を行ないながら休みの日には給料の30%は必ず他所の飲食店にご飯を食べに行うと言う下済みを3年行い、もう7年は色々学ばせてくれた会社に恩返しするべく、部下を育てながらお金を貯めてから独立して、更に10年後には億万長者になって見せる!』と言う方が信念は明確である。
上記のように明確になれば、恐らく億万長者になるため以外の無駄な時間をほぼ使わないだろう!同年代が浮かれて遊んでいるのを余所目に黙々と自分の成功のために突き進むだろう!
そして、自分の夢のため以外の事をするかどうかの決断を迫られた瞬間明確に決断を出せると思う。
上記の様な考え方を私が大学4回生の時に考えるようになった時の事である。
その時付き合っていた彼女が夜中にボーリングに行きたいと言った。そして、その時私は今の会社にはいるためにひたすら読んだ事の無い『本』と言う物を読みまくっていたのだが・・・そこで私は、悩んだ・・・ボーリングに行く事は自分の成功に繋がるのか?否か?上記の飲食店の話のように自分の成功との因果関係について考えまくった。
ただ、その同時期にナポレオンヒルの『マスターマインド』と言う考え方にも出会っていたので非常に迷った・・・むしろパニックになった。
『マスターマインド』を簡単に説明すると、成功するには、自分の成功を自分の成功のように喜んでくれる人の質×人数が多ければ多いほど成功し易いよ!と言う話で。もっと簡単に言うと、それって家族とか友人の事だから大切にしなければいけないよ!と言う意味の考え方。
そして、本を読み続けるのか?ボーリングに行くべきなのか?私は3時間迷った!恐らく、その彼女には一切理解できない時間だったと思う。何をそこまで迷っているのか?
そして、3時間迷った結果ボーリングに行く事にした。
※結局、3時間迷っている間にボーリング場は全てしまっていたのだが・・・(笑)
しかし、今後私はこの種の決断を迫られた時には、秒速で決断できるだろう!それも、『3時間迷ったクオリティーの決断を』である。
さて、そろそろ本日の本題に入ろう!(前フリ長ッ!)
要するに、いかにボーリングに行くか行かないかレベルのような日ごろ無意識的に決断してしまっている決断でさえ、自分目標との因果関係を体系的捉えて決断できるかと、その決断の経験数だけが決断の質を担保してスピードを増すと言う事。
とかこんな話をしてしまうと理屈っぽくて、友達がいなくなりそうなのでこのブログだけの話でとめてもらいたい。他言無用で!
まぁ、これにさらに『マクロの善』という考え方をミックするすれば、むしろ人間味のある人間になるので問題ないと思うが・・・
本日伝えたい事『要するにボーリングは好きと言う事』