2013年7月12日
2年ほど前からOtoO(オンラインtoオフライン)と言う言葉が出だした。
ネットと実店舗の融合!(クリック&モルタルとは異なる・・・)
その当時は、『ジオメディア(位置情報)』と『リアルタイムデータ』と『エモーションマイニグ(感情のデータ)』を使って、これまで実現する事の出来なかったセグメントによるマーケティング活動が可能になるなど事によりPCO(新規顧客獲得コスト)をこれまで以上に抑えられるのではないか?と期待されていた。(現在もチャレンジは続いているのだろうけど・・・)
けど結局良く分からない言葉を並べているだけで・・・
一部の知識人の人たちが盛り上げっているだけで・・・
企業の営業活動にインパクトを与える事は当分先の話だろう。
そして、本日は上記の事はよく分からないけど、実際に営業活動をしている人たちが考えるOtoOについて
物販で言うと、現実的な所では、今年中に実店舗とネットの『名簿』と『ポイント』と『購買履歴』などを共有すると言う所で着地しそうだ!
そして、来年の動きとしては実店舗の売上予算と言う考え方が見直されていくだろう!(既に現在見直す準備を各社が行っている&実践している)
どう言う意味かと言うと、店舗で接客したお客様がそのあとにどこかに出かける予定があるのであれば、その従業員は代わりにネットで商品を購入してあげてる事によって商品を家にまで送り届けると言う行動が今後目立ってくるだろう!
これまでは、実店舗の予算があったのでそのお客様のメリットの最大化を考えずその店舗で商品を渡してしまっていたが、今後はお客様のメリットの最大化を図る事によりその企業を好きになってもらい全体の利益を増やすと言う考え方が広がるだろう。
実際に大手アパレル小売店で以下のような興味深い数字が出ている。
実店舗だけを利用しているお客様の1年間の平均の購入金額が4万円という数字に対して、実店舗とネットの両方で購買をしているお客様の1年間の平均の購入金額が12万円を超えたと言う話だ!この企業はかなり大きな企業なので単なる異常値と言うよりは信憑性のある母数を有する数字と言えるだろう。
この事例がこれから、実店舗の販売員さんのネットにお客を取られていると言う認識を加速度的に変えていくだろう!
本日伝えたい事『今日は真面目か!』