2013年7月11日
本日は、初めてのパチンコ屋さんとの打合せをした。
打合せの内容は、新しい事業に参入するのでそのためのどうすれば良いかと言う話。
(しかし、本日はその話はしないつもり・・・)
色んな業界ごとに、少なからず社長は似ている。
そして、初めて触れるパチンコ業界・・・正直、怖い人だったらどうしようと言う不安を胸に本社に!
本社の入り口の一番目立つ場所には大きく『ひまつぶしレンジャー!』と言うキャッチコピーが掲げられていた!
『えっ!ひつまぶしレンジャー?何か飲食店の事業もやってるんかな?・・・・あっ!ひまつぶしレンジャーや!読み間違えてた!けどどう言う意味になんやろう?』
と私は一瞬、疑問に思ったが、もう打合せの時間だったので取り合えず本社の中に!
すると一人の男性が既にロビーにて私を出迎えてくれた。
その男性に誘導されて奥の会議室に通されると、その男性が役員さんだと判明。
どうやら、その役員さんは私をで迎えるためにずっとロビーで待っていてくれたようだ。
(この対応にまず純粋に驚かさせられた!)
そして、そのあとに会長、社長、専務が会議室に入ってきた。
私はまだ一番初めのもしも怖い人だったらどうしようと言う不安をいだいているので、まずはその会社を知る事で不安を消そうと思い入り口にあったキャッチコピーについて質問してみた。
私:『所で、表にあったひまつぶしレンジャーってどういう意味ですか?』
社長:『あ~!ひまつぶしレジャーね!うちはパチンコ屋だけど博打に使ってもらうではなくてひまつぶしの遊びとして使ってもらおうと思ってるんです!』
私の心:(いきなりの読み間違い粗相~~!確かにパチンコ屋さんでレンジャーは無いわな・・・)
社長:『パチンコ屋には、郊外型と駅前型があるんですがうちは、駅前型なんです。郊外型は大きな土地に大きな店を構えて大きく商売をするのですがあれは私らから言わせれば賭博場です。我々駅前店は小さいですが、駅前は様々な人が必ず毎日店の前を通ってくれるので、地元に密着する事によって一緒に生きてるんです。だから、パチンコにのめり込むのではなく暇つぶしの娯楽として末永くお付き合いして欲しいのです。だから我々のトイレには、『パチンコに依存しないで下さい。』や『ほどほどに!』と言うメッセージが書かれているんですよ。』
パチンコ屋さんとは始めて話すが、非常に面白い会社さんのようだ!さらに面白い話が、この会社さんは店頭のきらびやかな電子看板を震災前から全て撤去していたので節電対策は既に終わっていたと仰られる。そこで、なぜ電子看板を撤去したのですか?と聞くと。
社長『だってお金が勿体無いじゃないですか!そのお金を従業員に使った方がよっぽど良い!うちは人が宝なのでそこにお金を使いたいからです!』
ここでやっと本日の本題に入ろう!
要するにこの会社は完全に博打を打っているのではなく、楽しい時間を売っているサービス業だと言う事!
そして、自社と他社を見比べるための以下の視点『商品力』『売場力』『集客力』のうち左から順に大切なのだが、一番重要度低い『集客力』を落とす事により『人』つまりサービス業における『商品力』に注力していると言う事。
パチンコ業界では初めて出会った会社さんなのだが、どうも業界のなかでも良い会社さんの様な気がした今日この頃!
本日伝えたい事『ひつまぶし・・・レンジャー・・・ 二重トラップだったとは・・・』