2013年7月10日
今日は支援先から怒られた。
理由は、私の提案が少ないと言う事だ!
これまでに、『提案が多過ぎてやりきれないよ!』とか『優先順位を立ててもっと絞って提案して欲しい』などと言う声はよく貰ったが、提案が少ないと言われたのは初めてかもしれない。
当たり前の話だが業績は、その提案が良かろうが悪かろうが実行して初めて効果が検証できる。つまり、実行してナンボ。
しかし、一気に多くの提案をしてしまうと全ての実行が遅れる傾向がある。
そこで、なるべくその会社さんのスピード感覚の少し多めの提案するようにしており、むしろ優先順位を立てる事によりいかに無駄な行為を行わなくてすむかと言う所に注意を払っていた。
以前から時々話をしているが究極のコンサルティングは教えない事だと思う。
そして、その会社が遠回りをしそうだったり、してはいけない事をしそうな時に止めてあげる事だと思う。
企業とコンサルタントはこの関係が1番早く業績が上がると思う。(※もちろん、この域のコンサルタントになるにはそれだけ多くの失敗も含めた10年以上の経験が必要だと思うが!)
特に今回の会社さんは、非常に社員さんが優秀なのでかなり大きなテーマでの提案をしていた。大きなテーマの提案とは詳細な話はせずにトライ&エラーの方法などをお伝えして自社内で修正をドンドンかけてもらう方法だ。
しかし、この度合い(どこまで細かい話をするか?)は社員さんのレベルに合わせて提案しなければならない。あまりにバクっとした話をしては何も進まないし、細かい話をしてしまい過ぎると私のスピードに依存してしまい業績が上がるスピードは鈍化してしまう。
そう言う話ではこの会社さんは、かなり大き目のテーマで話をしており、私の感覚では今月中にやり切れればそれでも早い方だと思っていた。
だからこそ、提案がまだ足りないと言う声には正直驚いたと同時に非常にうれしくなった。
今回は完全に私がこの会社さんのスピードを見誤ったのがいけないのだが・・・
この様な会社は絶対に伸びる事は間違いない。
もう一度ふんどしと絞めなおし・・・
提案をしまくれる喜びを噛み締めながら突き進みたいと思う。
本日伝えたい事『この会社の社員さんは凄い!という事!』