2013年6月26日
この間、吉川さんと言う元々超大手からデザインマーケティングやブランディングと言うテーマでコンサルティングしていた人の所に色々教えてもらいに言った。
この吉川さんは現在は、ほぼ隠居に近い生活をして奈良でお米や野菜を作ったりしながら自給自足の生活をしながら片手まで時々岡山の芸大の客員教授や介護系のコミュニティーサイトを運営しながら生活をされている。
この人の凄い所を話し出すと、かなり切が無いので少しづつ小出しに説明していきたいと思う。
そして、今回は吉川さんから聞いたデザインの話をご紹介しよう!
私:『今、価格分の価値の研究をしていて、価値とは機能面とデザイン面の価値の総和から決まると思うんです。そして、機能面の価値の算出の方法はだいぶ形になってきたのですがデザイン面の価値の算出の方法が未知数過ぎるので教えて欲しいのですが・・・・その前に、デザインって何ですか?』
吉川:『デザインとは・・・神様が創った物と、人が作った物があるけど、今日は人が作った物の話で良かったかな?』
私:『はい!お願いします。(おぉ~そこから入るんや!)』
吉川さん:『デザインを一言いうと・・・意図したものを形にしたもの全てがデザインと言うんだよ!つまり、こんな会社にしたいと思い、会社を作ればそれは、会社をデザインしたと言うし、逆にどんなに素晴らしい形の置物を作っても、そこに意図がなければそれはデザインしたとは言わないんだよ!そして、センスの良い物などの表現があるけど、そもそも、その物が悪いのではなく、その意図がセンスが無いんだよ!』
私:『なるほど~~!何となく分かりました。では少し話は変わるのですが、そのデザインの価値はどの様な要素から構成されているのですか?』
吉川さん:『難しい質問をするね(笑)デザインの価値とは①コスト②機能③情報の3つから成り立っている。コストとは、そのままの意味で原材料・人件費・光熱費・物流費等を指し、機能とはその物によりどれだけ便利になるか?の価値の事を指し、情報とは、色・形・質感等を指すのだよ!』
私:『じゃ~、私が始めに質問したデザインと言う言葉は吉川さんで言うところの③情報の部分の話なのですね!』
吉川さん:『そういう事になるね。』
私:『しかも、私がこれまで物の価値を決定する要素にはコストと言う概念が抜けていました。』
吉川さん:『そうだね。そして、この①②③を既存のターゲットの期待に応え続けるとブランドが確立していき、そのブランドは情報の部分の価値に付加されるんだよ!』
まぁ~このレベルの話をこの間は7時間ぶっ通しでお伺いさせてもらった。途中で奥さまの手料理をご馳走になりながらと言う奇跡的な待遇で!
普通なら3時間でも何十万円払わなければいけなか分からないような話を・・・私の様な物分りの悪い物が分かるまで丁寧に教えてくれた。
このあとの話は、ブランディングやデザインマーケティングの話を説明していかないと出来ないので次回に持ち越させて頂きたい。
吉川さんとは本当に偶然出会った。
しかし、私はこう言う凄い人に偶然出会う確立が高い気がする。
もしかすると、自分でも気づいていないレベルで、この様な出会いをデザインしているのか?
ただ、意図していなければデザインとは言わないか?・・・
ただ、偶然として片付けるには不自然な確立の気がする。
もしも、私がデザインしているとするのであれば、それは
『マクロの善という視点に立った時の善に対しての好奇心がこの様な出会いを生んでいるのではないだろうか?』
最後の最後で一気に意味の分からない文章になったと思うが・・・笑
本日伝えたい事『持ってるねぇ~~~~!』