2013年5月13日
第3章『業績を上げる社員の作り方』
1節:自立するまでのスピード。
【自立するスピードの要因】
さて・・・ここまで長々と関係の無い話しをしてきたがやっとここから本題に入りたいと思う。
そう『どうすれば、業績を上げる社員をつくれるのか?』
(しかし、この題名はもっと読んでいくと間違っている事に気づくだろう!)
業績を上げる社員=自立している社員と言う事は口がすっぱくなる位、既に話しているが、私の周りの自立している社員さんを見ていると、(どうやら自立するだけでも凄い事なのだが・・・)置かれている環境をもとに自立するまでのスピードに差があるように思う。
ここでまた少し、話しを変えたい。
世の中の会社の中で経営コンサルタントを活用している会社は、約1~2%である。
経営コンサルタントを入れているから良い会社と言う訳ではないが、確率論として、この1~2%の会社は非常に業績アップに対して積極的である可能性は高い。
正直、その他の会社と言うのは確率論から言うと『景気』や『天候』や『競合』などの外部環境のせいにして、半ば諦めている所が多い可能性が高いと思う。
そんな、業績アップに対して積極的である1~2%の会社の中でも、自立している社員さんがいるのは10~20%の会社ではないだろうか?
これは、あくまで私の少ない母数の経験からの数字なので、そこまで数字はあてにして欲しくないが・・・
要するに、ここでは自立している社員さんはそれだけ稀な存在だと言う事が伝わればと思う。
そんな、稀な存在である、自立した社員さんにも半年で自立する人もいれば3年で自立する人もいる。
そこで今からは、どの様な環境の差が自立を早まらせたり、遅らせているのかについてお話したいと思う。
大きくは以下の4つだろう!
1、正社員とパートタイマーの壁
2、元々の社員と新たに採用した社員
3、求めるレベルの高さ
4、給与体系と権限委譲の度合い
上記の内容について今後説明したいと思う。
本日伝えたい事『半年で自立するのは奇跡に近い!』