2013年5月10日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
3節:その3、言われる前に動いている。
【夢の通過点に業績アップが存在する】
結局の所、人は誰しも『幸せに』なりたいと思うのはごく自然な感情だと思う。
もちろん、人それぞれによって『幸せの定義』は異なると思うが・・・・
要するに何が言いたいかと言うと、会社の業績が上がれば自分が『幸せになれる』や『自分の夢へ近づける』と言う所が明確にイメージできれば、現在の給料もご飯が食えさえすれば良いから、いっぱい働こう!と言う気持ちになるだろうし、業績を上げるために死に物狂いでも仕事をやり切ろうという発想になるのだと思う。
しかし、ここには2つの大きな壁が存在する。
それは①会社が明確にイメージ付き易い環境を整えていないと言う壁②そもそも、自分にとっての幸せや夢と言うものを知らないと言う壁
①に関しては、かなりのウェートを給与体系が占め、あとは組織体系が残りを占めるのではないだろうか?
つまり、多くの人は、金銭と名誉に満足感を得られると思う。
給与体系は金銭の部分で自分がどれだけ頑張ればどれだけもらえるのかが明確になっていなければならい。
そして、組織体系においては、自分がどれだけ頑張れば、どれくらいの役職に就けるのかが明確になっていなければならず、違った言い方をすればどれだけの権限が委譲されるのかが明確になっていなければならないと思う。
また②に関しては、言葉のままで自分の幸せが何かを知らない人が幸せをつかめるはずが無い。たとえ、掴んでいたとしてもその事に気づかないだろう!
そうなれば、必然的に会社の業績と自分の幸せを結びつける事など不可能だと思う。
ここで全くの余談を挟みたいと思う。
昨日ある社長から最近マネジメントの事ばかり言ってコンサルタントなのに数字の話し一切しないねと言われて一瞬『はっ』とした。
なぜ、『はっ』としたかと言うと・・・これを書くことにより勘違いする人が出てくるのではないかと言う事だ。
それは、この様なマネジメントを行えば業績が上がると勘違いされては大迷惑だと言う事。(もちろん、この社長はそんな事100も承知の方なので全く問題が無いが・・・)
そもそも、これは自分の中では一番に後輩に向けて書いている部分が大きく、その後輩が上記の様な勘違いを起こしては困ると思った。
そもそも、人材育成とか自己啓発とかでご飯を食べている人が苦手だ。それはあくまで、確率論的にと言う話である。もちろん中には本物の人もいるが、私の勝手な偏見では口だけの人が多い気がする。人から聞いた受け売りでも話せるからだ。
あくまで、私はネットショップの事であれば、仕入値が競合の価格より高いと言う奇跡が起こってない限りどんな会社でも何をすれば業績を上げる事が出来るか分かるようになった・・・
だからこそ、それを後は実行するだけと言う所でこの様なマネジメントの話しをしているだけである。
しかし、そもそも絶対に業績を上げるなどと言う胡散臭い話しをするには、最低限『どの様な商品を、誰向けに、いくらで売った際に、売場をどのレベルまで造り込み、その売場への集客の当て方をどの様なキーワードにおいてどの様な広告文を作成すれば、クリック率を2~3%に出来、成約率を5%前後に出来るから、利益としてどれくらい残せる!』と言うレベルまで話せれば、このやり方を量産すれば業績は上がりますね。
と言う段階まで来て、社員さんが自立していると爆発的に業績が伸びますよ!と言う話しをしているだけで、ここで初めてマネジメントと言う言葉が必要になってくるのだと言う事をご理解願いたい。
そして、私は後輩にはもちろん自立して欲しいからこの辺の業績の上げ方の具体的な話はサラサラする気はない。だから、この様な概念的な話しをしているだけだ。
※本当に余談過ぎて本当に申し訳ないが勘違いだけは起こさないでもらえれば幸いだ。
まぁ、他の人からすれば私の様な若さでは、どんなレベルだろうとマネジメントを話している時点で見ていて恥ずかしいのだろうが・・・・
この辺は私のメンタルがなせる技だろう(笑)
次は、『四日市中央工業高校サッカー部の監督の話』についてお話いたします。
本日伝えたい事『これからキティーちゃんの時代が来ると思う!(笑)』