2013年5月8日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
3節:その3、言われる前に動いている。
【言われる前に動いている】
この『言われる前に動いている』このレベルの社員がいれば、経営者や上司は『可愛くて仕方が無い』だろうし、『手放したくない社員』であるのは間違いない。
この様な、宝物の様な社員の事を一部の人の中では、『人財』と呼ばれている。
実際に、このレベルの社員さんはどの様な動きを取るのだろうか?
通常、我々コンサルタント、支援先(クライアント)においてコンサルティングする際には、事前に数字面からどこが業績を上げるポイントになるか目星を付けた上で、会社お伺いして、社長ならびにキープレーヤーの方にヒアリングを行う。
『○○の数字を上げるには、どの様な事をすれば数字が上がりますか?』
このヒアリングから、日頃その会社の人が思っているが行動に移せていない事をあぶり出し、実際に行動に移してもらう。
どの様な社員さんでも、こちらから聞けば必ず業績を上げる糸口を話してくれる。ほとんどの人が既に『業績を上げる』答えを明確ではないにしろ必ず持っている。しかし、95%の社員さんはこちらから聞かないと、教えてくれない。
これが、普通だ。
しかし、この『人財』と呼ばれている『言われる前に動いている』人達がいる支援先だと少しコンサルティングの方法が異なる。
私が『業績を上げるにはどうすれば良いですか?』と聞くと・・・
社員さんから『○○の数字を上げれば、業績が上がると思い、△△を行ったのですが、××の結果が出ました。これを元に、○月○日までには□□を行おうと思います。』
この神がかっている答え・・・
私は月に1度、各支援先(クライアント)の会社にお伺いして打ち合わせを行うのだが、後者の会社では既に、前者の会社で2ヶ月先に行う事を終わってしまっているのである。
このスピードこそが業績を上げる全てだと思う。
しかし、問題はこの様な『人財』と呼ばれる『自立』した社員さんになるにはどうすれば良いのだろうか?
その答えは、『自分の夢の通過点に業績アップが存在する』になると思う。
次の節において、この『自分の夢の通過点に業績アップが存在する』と言う意味についてお話したいと思う。
本日伝えたい事『察っせい!と言う魔法の言葉』