2013年5月9日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
4節:その4、夢の通過点に業績アップが存在する。
【なぜ社員が自立しないのか?】
社員が自立すれば、業績はあがるのだが・・・
そう簡単には、社員は自立しない!それはなぜか?
その答えは先ほども述べたように、『本気で仕事をしたい』と思っていないからである。違った言い方をするのであれば、『給料のために働いているに過ぎない』のである。
今取り掛かっている仕事の業績が上がらなければ、仕事がなくなると言う状況にまで追い詰められていないと、中々『給料を無視して、がむしゃらに働く』と言う事ができる人はいないだろう。
誰しもなるべく、楽にお金は稼ぎたいものだ・・・業績を上げるには、『体』なのか『頭』なのかは別として、これまで以上に何かを頑張らなければならない。
つまり、給料が変わらないのであれば業績が上がらない方が良いに決まっている。
何となく、業績が上がれば給料も上がりそうな事は分かるのだが・・・その現実味がない中で、さらに頑張って働いた所で、本当に業績が上がるかも分からないのに今以上に働くのは嫌に決まっている。
この事は決して誰の口からも音を出して語られる事は無いがこれが、95%以上の人の心の底の更に一番根っこに存在する思いに他ならない。
では、社員が自立するために、どうすれば、現在の給料のために以外に働けようになるのか?その鍵は『夢』とか『しあわせ』などと言う抽象的名言葉が握っていると思う。
そして、この抽象的名言葉にいかに具体性を持たせるかと言う所が鍵を握るだろう。
次は、『果たして給料の金額は重要か?』についてお話したい。
本日伝えたい事『本音を受け止めなければ、前には進めない!』