2013年5月8日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
3節:その3、言われる前に動いている。
【言われた事しかできない】
『言われた事しかできない』レベル・・・このレベルに属している人が日本のサラリーマンの70~80%を占めていると思う。そして、多くの経営者や上司を悩ませている人達だろう。
このレベルの人は、仕事は出来るが、上司の時間を同時に使ってしまう人達だからだ。
この『言われた事しかできない』レベルと言うのを別の言い方をすれば、『ホウレンソウ
はできる人達』や『何かをやり切る覚悟は無い人達』と言い換える事が出来るだろう。
このレベルの人は、『ホウレンソウ』は出来るので、何かが起こった際に上司に指示を仰ぐ事が可能なため物事を前に進める事は可能だ。しかし、逆に言えば指示が無いと物事を進める事ができない。
なぜ、この様な指示待ち現象が起こるのか?
指示を待っている間に刻一刻と時間が過ぎ、元々予定していた期限までに何かを成し遂げる事が困難に成る事は火を見るよりか明らかなにの・・・
結局、『本気でその事をやり遂げたい』と思ってないと言う事だろう。
所で、このレベルの人達が能力的に劣っているか?
その様な事は決してあり得ない。
このレベルの人でも、日常は全て自分で決めて物事を前に進めているからだ!
『日々の食事』に始まり『旅行などの趣味』『結婚』『住宅の購入』と3000万円~4000万円と言う、かなりの一大プロジェクトまでを自分の意思決定により推し進めている。
だからこそ、能力的に劣っているのではなく、『本気でその事をやり遂げたいと思っていない』というだけの事だ。この事を別のキツイ言い方をしたのが、『何かをやり切る覚悟は無い人達』と言う言葉になる。
では、この様な指示待ちの人々が、指示を待たずに動ける・・・
つまり、自分で業績を上げる社員になるにはどうすれば良いか・・・
その答えが『自立する』と言う事に繋がるだろう。
この『自立』については徐々に説明していきたいと思う。
次は『言われる前に動いている』
本日伝えたい事『能力的に劣っている人など本当に少ない』