2013年4月30日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
2節:その2、良く質問する。
【いつでも質問する】
世の中には、訳の分からないタイミングで訳の分からない事を言い出し、周りの人を驚かせる人が存在する。
いわゆる、一時期流行った『KY(空気読めない)人』がこれに当るだろう!
しかし、実際に上記の様な人がどれほどいるのだろうか?
むしろ、日本人の場合は逆に、空気を読み過ぎると思う。
私が感心する社長ほど、何でもいつでも質問する。
自分の知らない言葉が出た時点で直ぐに聞く。たとえ、話の腰を折ったとしても。
しかし、これは本気で何かを成し遂げようと思った人が取る当然の行為だと思う。
少し、デキル人の中には自分が質問する項目をメモしておき後でまとめて聞く人がいるが本気で何かを成し遂げるのであれば絶対にその瞬間に聞かなければ、その後の話の理解度も低くなってしまう。
更に言うと、どの様な質問でもし易いように頭の良い人ほど『自分は頭が悪いので申し訳ないですが○○と言う言葉の意味を教えてください』などと自分を頭が悪いなどと言う人が多い気がする。
しかしながら、この様なレベル高い質問の仕方をする人は一般の社員さんでは中々会う事が出来ない。
やはり、気を使ってしまうのだろう。
確かに一般のサラリーマンの方は、いかに空気を読むかと言う事が非常に重要視される中で長年生活をしてきているからこそ、逆に業績の上げ辛い人になってしまっている可能性はある
私から、『話の途中でも、分からない事があれば腰を追ってでも質問してくださいね。そっちの方が理解度が増すので!』などの声をかけても実際に質問してくる人は少ない。
私の声かけ後に実施に質問してくる人は、今回のテーマの自分で業績を上げる社員と十分言えるだろう。
また、私の支援先で売上の昨年対比1000%を超える様な会社の人は23時や1時などでも平気で電話をかけてきて私に質問をしにくる。
もちろん、これも私が『24時間電話いつでも電話して良いですよ。起きていれば取りますし、寝ていれば取れませんが・・・その電話によって、『こんな時間に非常識だ!』何て言わないので・・・』と事前に言っているからなのだが、それでも23時などに電話をかけてくるのは凄いと思う。
つまり、その時間までは仕事をしていると言う事もあるのだが、その時間に電話してくるぐらい本気で仕事の事を考えていると言う証だと思う。
次は『頭の良い質問』についてお話しよう!