2013年4月25日
第2章『業績を上げる社員の共通点』
1節:その1、良く働く。
【よく働く人の3パターン】
以前にあるネットショップの建て直しのプロジェクトを行った事がある。
月商1億円のネットショップだったのだが赤字が続き倒産した。その倒産した会社ごと仕入先が買い取り、その新たに経営権を獲た元仕入先からの依頼でこのプロジェクトを行う事になった。
また、今回のプロジェクトは私の師匠的なコンサルタントが指揮を取る事になっていた。また、赤字のおきな原因は過剰な人員の投下だったため人員を減らして運営できるサイト構築の提案が必要だった。
そして、プロジェクトのキックオフミーティングの際に私が『これまでの社員さんでどの人を残してどの人にやめてもらうかは1人ずつ面接ですか?』と質問をすると師匠は『潰れた会社の社員は全員クビだ!』
もともと温厚で情に深い師匠がここまで非情な事を言ったのは初めて聞いたので、その瞬間は本当に恐ろしく感じた。
しかし、最近になってその言葉の意味が何となく分かるような気がする。
会社は99%社長で決まると良く言うがこれは本当だろう!従って会社が潰れてしまうのも99%社長の責任。
しかし、業績が上がり難い会社の社員はそれなりに業績が上がらない働き方をしている。その働き方が染み付いてしまっているから改革をしようにも中々難しいと言う意味だろう。
しかし、その様な業績の上がらない働き方を許してしまったのは社長・・・やはり、会社は99%社長で決まると言える。
これは『組織はトップで99%決まる』とも言えると思う。つまり、事業部であれば部長で99%決まると言う事。
そして、潰れる様な働き方をもっと簡単な言葉にするのであれば、『あまり熱心に働かない』と言う言葉に言い換える事が出来る。
ここでやっと本題に入ろう!
業績を上げる社員の共通点の1つに『良く働く』と言う事を上げさせてもらったがそもそも良く働くと言う言葉の定義をはっきりさせないとこれを呼んだ人が『自分は』もしくは『自分の社員は』良く働く人なのかどうかが分からないと思う。そこで、良く働くと言う言葉の定義を以下の3パターンの1つでも当てはまれば良く働く社員と言う事にしたい。
1、『機敏な動きで働く』2、『長時間働く』3、『頭を使って働く』
今からこの3つのパターンについて説明していこうと思う。
本日伝えたい事『違う視点で話をすれば、自分の責任以外は世の中に存在しないと思うけどね!環境汚染もそう!』