12月20日
昨日、プロダクトデザイナーさんとご飯を食べた。
その時にプロダクトデザインのトレンドとして大きく以下の2つの事を教えてもらった。
①購入者のデザイン参加②金型レス
①の購入者のデザイン参加とはいかにオリジナリティーを出すかと言う所で、オーダーメイド部分が増えてきている。この様な動きが大きいのは購買経験が少ないがこだわりが激しい商材が多い。例えば、『家』とか『ブライダル関係商品』
これまでは、購買経験が少なければこだわれなかったが、今は情報があふれているので素人が少なくなってきていると仰っていた。
そして、購買経験が少ない商品は高額でも動くのでよりオリジナリティーを出しやすい商材だそうだ!
その中で、車はデジタル化したが故に10年しか走れなくなったために上記の高級路線から外れてしまったと仰った。もちろん、今でも高額だがもっと高額の商品が出回る可能性と言う意味合いだ。
そして、②の金型レスを説明する前にそもそも、金型とはから説明すると例えばTVを作る際に金属を削ってTVの形を掘り出す。そして、その掘り出した窪みに樹脂などを注ぎ物を作る。この金属の枠を金型を言うのだがこれを作るのに1億円とか莫大なお金がかかる。(TVのスピーカーの穴1つに5万円とかかかるそうだ。スピーカーなんて穴だらけなのでそりゃ~莫大なお金がかかるわな。)しかし、一度金型を創ってしまえば大量生産が出来るのでこれまでの時代はそれでよかった。
ここからが金型レスの本題!大量に安く作る時代が終わったのでこれからは新しい商品を1個からでも利益を出して作れる所が生き残る。
そして、これを世界で一番初めに大々的に行ったのがアップル!素材を1商品づつ削るので金型が必要なくロスが存在しない。
この2つを知った所で何に活かせば良いか?
今後、小売はほとんど物づくりを行わなければ成らないがその際にOEM先として小口対応してくれる所(この部分に金型レスの工場が入ってくる)を探しておくと言う事と、商品は長持ちさせてその分こだわりのある高額商品を創れば良いと言うのが私の解釈だ!
本日伝えたい事『俺はデザイナーさんとご飯を食べてるんだぜ!と言う事』