12月17日

本日はネットショップを行っている結婚式のプチギフト屋さんに支援に行ってきた。

そのプチギフト屋さんで現在理想のMD(品揃え)を構築している。

MDを構築するにあたって、競合店の商品の価格や価値を抜き出してもらっていたのでそのデータを加工してMDを決めようと思った。

上記の様な行為を商品力調査と言うのだが商品力調査の際には、どの分類にどの様な商品がいくらで販売されているか調べるのはもちろん!その商品がどの様な価値なのかについて、『素材』『産地』『大きさ』『重さ』などその商材における価格を変更する項目のうち何を保有しているのか調べる!

プチギフトにおける価値とは商品の価値以外に、『名入れ可能』『オリジナル写真を商品につける』『メッセージを添える』などのオプションを付ける事により価格が付加されていく。

上記の内容を元に行った商品力調査の結果、売れるであろう商品と実際に売れている商品にあまりにも大きな差が存在した。

そこで、再度売れている商品がなぜ売れているのか1商品づつ聞いていくと以下のような項目が出てきた。

商品名『産地が選べるミニ米俵』の場合!①本来大きいものがミニサイズで出ているので可愛らしい。②価格が高いから逆に売れている。③産地が選べる④米俵は縁起物だから

実際に現場の人になぜ売れているか効くと商品の価格を決定している部分と全然ことなるのだ!人は何かしらの価値を感じそれに、対してその価値に見合ったお金を払う。これを価格分の価値と言うのだが・・・・・

店側がつけている価格の基準は『名入れ』などだが、それに対してお客様が感じている価値は①~④と全く異なっている。

そして、その現場の従業員さんに、『この商品を購入する人ってイメージできますか?例えば、学校のクラスでは目立たない方の3人組みで、バイトは居酒屋に行っており、そこでチヤホヤされた経験を学校の3人に話してその他の2人に間接的な経験地を与えており、その3人組の中ではお姉さん肌だとか、どんな人かイメージ付きますか?』

『絶対、クラスではアイドル的な女の子ですよ!いつもチヤホヤされていたので自分に自信があり、だからこそ安い物は自分が買えないって言う思いもあるし、さらにちょっと高価なさらに他所ではなかなか購入できない商品を自分が渡している姿が可愛いと思っていると思いますよ』

本当にそうかは別として、恐ろしいほど、顧客が見えている。いつも言っているが、マーケティングとは顧客がどの様な人か想像する事であり、そんための根拠として数字を集める。結局は顧客がイメージできればその人が喜ぶ策を打つだけ!

プチギフトは本来の商品価値がそのまま価格には反映されない事が本日分かった。そして、これからは、このクラスのアイドルに対して同じようなニーズを満たしてあげる商品を販売すればその客層には売れる。

つまり、このイメージできた女の子の数だけ売上げが伸びると言う事だ!

そして、プチギフトの場合は商品価値もそうだがデザインも重要なのでこのクラスのアイドルが気に入る商品に気に入るデザインを付けなければ売れないので非常にMDが難しい・・・・・

しかし、その分やりがいがあるが・・・!

本日伝えたい事『アイドルの旦那さんは大変だ!』

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