10月28日
新規事業はもちろん、初めて何かを行うことの鉄則として、始めはお金を使ってはいけない。絶対と言うものが無い時点で始めのベット(掛金)は小さくかける。
その中で芽が出てきた事に対して一気に資本を集中させる。これが当たり前の定石。
ここで話は一気にぶっ飛ぶが今日の6:00にフジテレビで『チャギントン』と言うアニメを見た。
http://www.fujitv.co.jp/chuggington/index.html
衝撃を受けた。
機関車トーマスの後釜だからである。
あの子どもの中において圧倒的人気キャラクターのトーマスの後釜なぜこのタイミングで出たのか?その必要性は?
既にオモチャも販売されており、さらに『つるのたけし』さんがアニメのオープンニングに出ている。
やはり、トーマスの後釜を作ると言う事はそれだけ失敗できない。
従って、アニメの構成もトーマスにそっくり!メインのキャラクターは存在するが毎話、誰かキャラクターが出てきてそのキャラの性格なのどをアニメ開始前につるのたけしさんが紹介する。
更に、絵のタッチは乗り物のアニメでヒットしたカーズのテイストと全く一緒!
かなりの資本力を感じる。
だからこそ、失敗できないのでこれまでの成功を忠実に参考にして作られている。
そこに、新たなチャレンジは存在しない。
従って大きな差別化も存在しない。差別化できない分を資本力でカバーする・・・
大学の時に教授が『大手と中小企業のそれぞれのメリットは大手には資本力があり、中小企業には小回りが利くと言う点である』と教科書の文字を読んでいた。
そこで、大企業は小回りが利かないのですか?と利くと『大きくなるとそうもいかないのだよ!』とだけ答えになっているのか良く分からない答えをくれた。
『君も大人になったら分かるよ』的なトーンで!
『いや、私は今知りたいのだけど・・・』と思ったがこれ以上聞いても無駄な気がしたのでやめておいた思い出が本日蘇ってきた。
厳密には、大企業だから小回りが利かないと言うのは100%の答ではないと思う。
正確には、大企業だから資本力を使い小回りが利かない戦略が取れるという方が正しいと思う。
本日伝えたい事『甥っ子のトーマスが飽きられないかが不安な今日この頃・・』