10月4日
先日、22時に支援先の従業員さんと電話で打ち合わせし終えるとそれを見ていた師匠の藤崎さんが『お客さんか?』と質問してこられた。
私は『そうですよ!元々18時にはきっかり帰られていた方なのですが、ずっとネットショップオープン準備が本格化していくと寝れないですよ!と脅し続けていたら夜中まで働くようになってくれたんですよ』と答えると藤崎さんは『よくやった!』と褒めてくれた。
コンサルタントにとって、いかに意識を変えてもらうかと言う事は非常に重要な仕事だと思う。
私は特にこの従業員の方には、他の従業員の方とは違う接し方をしていた。
他の従業員の方はやはり各社長ごとの考えなどもあるので、その会社の温度感に合わせる。
しかし、この従業員の方は非常に経営者思考を持たれていた方だったので私が直接的に接した。具体的な接し方を説明すると『寝るな!』の一言!
寝なければ良いのか?効率が落ちるのでは?などと言う方がいるがネットショップを立ち上げる際の単純作業は1作業についき1分などとそれ以上、頭を使った所で縮められない限界がある。となればあとはいかに長く1日のうちの時間を使うか!それしか解決策は存在しない。
この会社は非常にしっかりした会社だ。大抵の会社は創業期は従業員全員が、がむしゃらに働きマンパワーにて仕事をやり遂げる。そして企業規模が大きくなるにつれてその働き方が見直される。従ってとりあえず、いっぱい働けば良いという訳ではないと思う。いかに少ない労働時間でもこれまで通りのパフォーマンスが得られるように生産性を向上していかなければならない。
そして、この企業は完全にがむしゃらの次のステップに居られる企業。そこで私は常務に対して『御社の働き方は適正だと思うが新規事業の働き方としてはぬる過ぎるので今回のプロジェクトメンバーだけは治外法権でお願いします』と話した。
そして、運悪く治外法権にぶち込まれた従業員さん・・・
昨日23時ごろにこの従業員さんとまた電話で打ち合わせを終えたあとに仰られたのが『仕事はこれからですからね!』と仰った!
本気で嬉しかった!大分私の考え方が浸透してきたようだ。治外法権に馴染んで来たようだ!
来月サイトオープン予定で、いきなり3万アイテムからスタート。年内には9万アイテムにする予定!これくらいしないと業界は変えられない!
ここで話しは変わるが、私の後輩で納期が遅れる人に理由を聞くと『時間は取っていたのですが急に○○の仕事が入ってきて出来ませんでした・・・』と言う答えを必ず聞く。その度に私は『昼間に時間を確保する奴がいるか!時間を確保するのは21~9までの間だけにしなさい。それだと誰にも邪魔されないから』と優しく教えてあげる。
これは、私も先輩の優しい悪魔から教えてもらったとても大切な言葉!
ほとんどの所で時間が無いという声を良く聞くが・・・・・
本日伝えたい事『優しい悪魔に感謝』