9月22日
うちの会社は良く一般的に激務を呼ばれている。
はて?
確かに、入社してから2年は修行期間?だからかビックリするくらいの雑用が多い。(具体的にどれほど働いているかは書面には残すことは出来ないくらい・・・とだけ言っておこう)
良く新入社員で、『俺、頑張ってマスヨさん』は月に最低10冊は本を読む。とか言うけど・・・・
そんな時間あったら働けよって思う。私は最近になって初めてブログを書いたり、本を読んだりすると言う発想が出てきた。
うちの会社でガチで身を削って働いている人と話しをすると大抵一緒だが以下の様な話しを聞ける。
趣味なんてものは無く!寝るためだけに働く!最も欲しい物は睡眠!
これだけを聞くと激務か・・・・(笑)
では上記の様な人は会社の事が嫌いなのか?不満はあるのか?
恐らく無いだろう!少なくても私は会社が好きで好きでたまらない。
なぜか?それは部活だから!
自分はどこまでコンサルタントとして、レベルを上げられるか?その問いの答えを求めて、その好奇心を満たしているだけ。
学生の時はお金を払って部活をしていた。今はお金をもらって部活ができる!こんな幸せがあるだろうか!
そして、最近つくづく思うのはこんな人が集まる組織を作った船井幸雄と言う人物の凄さに改めて感心する。
今から極端な話しを行う。
昨日『ジャイアントキリング』と言うサッカーマンガを読むためにマンガ喫茶で夜を明かした。
上記の内容を一般的に仕事と呼ばないのであれば、私は今年に入ってから仕事をした記憶が無くなる・・・・
このマンガは現在行っている仕事に欠かせない資料の一つなのだが・・・・
要するに私自身は仕事をしているつもりは無いという事。そして、だからお金をもらえてもうけもん。
話しがくどくなったが、従業員にお金のために働かせている限り不満は消えないし、主体性など生まれない。
では、従業員にお金以外のために働いてもらうにはどうするか?
そもそも、上記の発想が厳しい。人はそんなに変わるものではない。
フロイトなどが提唱する従来型の心理学においては人は『外部環境の反射によって動く』と言う事になっている。つまり、拳銃を突きつけられて一歩前に歩けと言われる、という外部環境に反射して人は一歩前に歩くという発想だ。
しかし、選択理論心理学においては『人は外部環境に反射しない』と言う発想になる。つまり、拳銃を突きつけられたから人は歩くのではなく『このままでは死ぬかも』と思って歩くか歩かないかの選択を自ら行っている。つまり、人は自らの選択の後にしか動かないという発想を用いている。
雑な説明ではあるが、要するに今の従業員を変えるのは難しいから、元々意識の高い人を雇わないとしんどいよ!と言う話しになり、採用って重要だよね!と言う話しになる。
では、今の従業員はどうするのか?全員入れ替えなければ成らないのか?
そういう話をしているのでない。選択理論心理学では『人は変える事は出来ない』が『人が変わるヒントは与え続けられる』と言う発想だ。
上記のヒントを与える際に重要なことは『人は変えられない』と言う大前提を頭に入れておくこと。どんなに素晴らしい言葉をいくら投げかけても『その人自身が心のそこから変わりたい』と思わなければならない。
その際に『この人を変えよう』と思うと変わらなかった時に、失望してしまう。
その人が変わるまでひたすらヒントを与え続けるという忍耐を手に入れるためにも『人は変えられないもの』と言う事を受け入れなければならない。
この考え方は人財における『長所伸展法』の際の極意でもあると思う。
人財における『長所伸展法』とは、その人の短所を是正するのではなくその人の長所を伸ばす方が効率よく人は育つという考え方
うちの会長の小山さんは10年以上もクライアント先に対して長所伸展法を適応して業績を上げ続けてきたのだが、自分が社長になり『長所伸展法』を活用する事の難しさを改めて実感したと仰っていた。
あくまでも選択理論心理学の『人は変わらない』と言う事を受け入れる事により長くヒントを与え続けるための気休めに過ぎない。
もっとも重要なことは『自分を信じれるかどうか?』だと思う。これは、自分の目で採用した従業員を信じれるかと言う問いに繋がる。
そう言う意味では前回紹介したお菓子メーカーの社長は上記の事を最も実践できている人の一人だ。
採用の際には夢のある人を採用しなければならない。そして、自分の会社で頑張って働いていればその人の夢が叶う関係であればその人を採用すれば良い。これがマスターマインドの関係だと思う。
マスターマインドの関係のみで作られた会社は強い。(全員と言うのは理想論に過ぎないが、理想を求めなければならない。)
本日伝えたい事『星飛雄馬が夜な夜な練習をする事に対して巨人軍を激務の組織と呼ぶ愚か者がどこにいようか!そう我々は巨人軍の星飛雄馬なのだよ!バシッ!!』