8月17日
最近『まいどおおきに食堂』のなすの煮びたしにはまっている。
厳密に言うと『なすの煮びたし』あ元々好きで私の家の近くで食べられるのが『まいどおおきに食堂』と言う表現の方が正しいだろう。
『まいどおおきに食堂』とは、『交野向井田食堂』『松原天美食堂』などのように全国の地域名を冠にしたセルフ型(ザましやと同じ形式)のお店で全国で600店舗以上あるフランチャイズ店だ。※地域名がつけられているのであまり気づかれていないがサイゼリアよりも多い店舗数のお店。
この会社は他にも『つるまるうどん』や『かっぽうぎ』などを経営している。
この会社(株式会社 フジオフードシステム)の社長さんは私の母校のOBなので一度大学に講演に来てくれた。
その時話してくれたのは、600店舗も出店できたのはマーケティングの早さに秘密があると教えてくれた。出店するお店のMD(品揃え)はその地域ごとにカスタマイズしているがその際のマーケティングはコンビニのMD(品揃え)を参考にするため非常に短期間で大はずししないMDにて出店できるそうだ。
実は、ラーメンとうどんのメニュー数を決める際にコンビニのカップ麺コーナーのアイテム数の比率を見るそうだ。するとこの比率は実はその地域のラーメン屋さんとうどん屋さんの店舗数の比率とほぼ『=』になるとか!つまり、その地域の人の味の好みが分かると言う。
確かに、コンビニはその地域の売れ筋商品データを元にMDが組まれているので非常に信憑性の高いマーケティングデータと言える。
この様なマーケティングデータを活用する事により簡易的に自社のMD戦略などに活用する事は非常に有効的な手段だと思う。
では、この様なデータはどこに存在するか?どこが最も情報を持っているか?
この答えは、流通額の多さに比例して、信憑性の高いデータが存在する。
ネットショップで言えば仕入先はもちろんだが、それ以上にデータベースとして整っているのは楽天などのショッピングモールだろう。また、一番店のMDや分類をを参考にするのも良いだろう。
この様な既にあるデータを有効活用して効率的にマーケティングを行い経営に役立ててもらえればと思う。
私が尊敬するコンサルタントの一人である箕浦さんが仰った言葉だが『経営はいかに楽をするか!努力だけして儲かるなら誰でも儲かっている!努力しなくても儲かる様な事をしなければならないし、この様にするのはどうするかについて人一倍、努力しなければならない』
本日伝えたい事『楽するって楽じゃないけど、楽しなければ!』