8月15日
久しぶりにネットショップの話。特に今回はモール(楽天・ヤフー・アマゾン※厳密にはアマゾンはモールではないが・・・)における売上げアップの方法。※今回はアパレルを例に挙げてみた。
それが『集客×定番』商品の育成と言う分けだ。
『集客×定番』商品とは・・・・1商品ページにおいて長期間に渡り販売実績があり必然的にレビュー(楽天で言う所の)が大量にある事により集客商品化している商品を指す。
《定番商品化し易いカテゴリー条件》
1.低購買頻度商品・・・パンツやバッグなどの低購買頻度商品は定番化し易い。ただし、アウターなどは、トップスに比べて低購買頻度ではあるがパンツやバッグに比べると人目につき易くトレンドの影響を受けるので定番化の難易度は上がる。つまり、アパレルにおける購買頻度とは『人目につく』か『つかないか』によって左右される。
2.普遍的な柄や形状・・・定番化させるには飽きられ易い変わった柄や形状の商品は避けなければならない。従って、柄は無地が最も良く、一部カテゴリーにおいては『花柄』や『ボーダー』や『チェック』などは定番化している商品も見受けられる。
3.価格帯とスペック(機能性)を抑える・・・定番化する商品にはカテゴリーごとに定番化する価格帯が存在する。また、カテゴリーによっては客層別にも定番化しやすい価格帯が複数存在するカテゴリーも存在するので、その際は自社の客層を見て判断しなければならない。またスペックに関しては最低限この機能は付いていないと困ると言うレベルで問題ない。
《集客×定番商品の育成方法》
集客×定番商品の育成方法の基本的考え方そしては、いかに1商品ページで多く販売するかと言う発想の元存在するテクニックの事を指す。
1.バリエーションを多く持つ・・・単純に1商品ページにおいて多く販売しようとすると多くの『カラー』『サイズ』などのバリエーションを持てば持つほど売れ個数は足し算され1商品ページにおいて多く販売が可能となる。
2.シリーズ化させる ・・・上記項目においてバリエーションを持つと言う話が出たがいきなり多くのバリエーションを持つ事は在庫面において非常にリスクが高い。そこで、シリーズ化指せる事により徐々にバリエーションを増やす事により常に売れる『カラー』『サイズ』のみを残しつつバリエーションを増やしていく。この考え方こそ、『集客×定番』商品を育てると言う言葉の元となっている。
3.バリエーションの応用技・・・シリーズ化させる事により。 『カラー』『サイズ』のバリエーションが増える事は理解してもらえたと思うが、一部のサイトでは同じテイストにする事により、類似カテゴリーの商品を同一商品ページにて販売している。ファッションで例えるならば、同じ生地を使いミディアムスカートとロングスカートを1商品ページにて販売すると言う事だ。しかし、ここで気を付けなければならないのはあくまで類似カテゴリーであると言う事。もしもこれをトップスとスカートにて行ってしまうと顧客にとって買い難い商品ページとなり逆に売れなくなってしまう。
まぁ、これが分かった所で実際に各カテゴリーにおけるレビュー数などの調査を行わないと何も使い物にならないが是非参考にしていただければと思う。
本日伝えたい事『3時間くらいで終わらせるつもりが、やってる内に興奮してレディースアパレル調べるのに20時間かかった・・・』