8月4日
この間、ソーシャルメディア関係のセミナー的な会に参加した。完全に一般の客としてである。会費は5,000円。
参加した理由はある人にあってアポイントを取りたかったから。
目標も達成して、更にその会であった人から予想もしていなかった面白い情報を聞いた。(どこどこはうまく行ってない&その理由系なのでここでは触れないでおく)と言う事で完全に私は5,000円以上の価値があった1日となった。ではそもそもその会の内容はどうであろう?その会自体が『ソーシャルってなんやろう』って人たち向けの会で内容も上辺だけのもの。しかもゲストの方の一人一人のソーシャルメディアの提議がバラバラでちぐはぐな会であった。
私にとってはその会自体にはお金を払う価値は無かった。(非常に失礼な表現で申し訳ないが・・・・)
ではその他の参加者はどうであろう?
私はセミナー中にずっと話を聞かずに回りの参加者の方ばかりを見ていたのだがみなさん必死にメモを取ったりうなずいており非常に満足しているようであった。
恐らく皆さんにとっては5,000円以上の価値を感じていたのではないだろうか?ここで私が分からなくなったのは『物の本質的価値?』である。
情報における本質的価値は、『希少性(中々手に入らない情報)』×『実用性(その情報をもとにどれくらいの利益を生む事ができるか)』で決められる様に思っていた。
しかし、どうやら最終的な価値を決定するのはライフサイクル(物販で言う所の購買経験)やその人にとっての立場による、価値と言うものが付加されるようである。
では商売をする際にいつ?誰が?どの様な状態の時に?一番お金を出してくれるか?と言う視点を元にターゲット決めなければならない。
言われてみれば昔から塩を山奥で売り、そのお金で山菜を買いまた海辺で売って商いを行っていた事を考えれば当たり前の過ぎる話なのだが、案外商売を続けると、これまでの客がそれが自分の客と思い込み。
時代によってライフスタイルが変わっているのにこの視点忘れがちになる気がした。
そう言う意味ではこの事を再度思い出させてくれた今回のセミナーは非常に価値のあるものであった。
本日伝えたい事『ソーシャルってほえて子羊から金を巻き上げようとするのはやめよう!更にそれをコンサルティングと呼ぶのはもっとやめよう!せっかく素晴らしい職業なのだから』