7月2日
本日は現在私が携わっている介護の仕事の関係である方にヒアリングを行なった。本日の20時~24時までの4時間ぶっ通しでのヒアリング!
今回のヒアリングの目的はその方の介護生活を本の目次にしてその目次にそってブログを書いてもらいブログを書き終えたらそのまま出版できるように持って行くための目次作りであった。
なぜ私がそこまでヒアリングをするかと言うとこの方の介護生活があまりにも面白すぎるから、全員とは言わないまでもこの話を聞けば現在、障害者や高齢者の介護を行なっている人で救われる人が出てくると思ったからである。
ではこの方の介護生活とはいったいどの様なものなのか簡単に説明しよう。
この方は現在30~35歳くらいの女性で母親は教師で父親が大蔵省のキャリア。そんな両親の厳格な教育の元すくすくと荒れた学生生活を送る。(この荒れ具合も話したいが今回は割愛させていいただく)
そんな、荒れて家出中のある日に突如知らされる弟のアメフト中の事故!さらに首から下動かないという事実。
上記の内容を受け入れられず弟に隠している両親。そんな両親を前に『お前は一生あるかれへんで!一生あんたの面倒みるんは私嫌やから自分で生きていけるようにしいや』と事実を告げる姉。その姉へ対して激怒する両親。両親に対して『弟が就職するまでは私が責任もって面倒見るから、そして、一人で生きていけるようにするから』と宣言する姉。
上記の様な流れから始まった兄弟2人の二人三脚
介護に費やした彼女の時間は20歳~27歳の7年間!まわりは、青春の7年間を弟に捧げた献身的な姉と称える。哀れなささえ感じているが・・・
当の本にはこの7年間について『本当に楽しかったし!』と語る。
なぜ、このような言葉が出てきたか?そこに一般の介護対する考え方と彼女の違いが存在する。
彼女の考えは簡単で『嫌な事はしない!したい事だけをする!そうすれば介護でのストレスは感じなくて楽しい介護が出来る』
ただこの様な考え方が出来、さらに行動が出来るのは全て『弟に対する本物の愛』があるがゆえの事だと感じた。
具体的なエピソードの方がよっぽど面白いく、分かり易いが私のメンタルが切れてきたので続きはこの女性が書く今後のブログや本が出版されればそちらで確認してもらいたい。
ちなみに、この弟さんには実際にキョウダイで介護生活を送っている際にTVの出演依頼や本の執筆の話が来ていたのだが弟さんはそういう類の話は苦手と言うことで断ってきたそうだ。
本日伝えたい事『義務の介護は、介護を受ける人と行なう人それぞれを不幸にしかねない』