4月30日
前回お伝えしたが企業コミニティの活性化のヒントにクラブが成りうるという所から元DJやクラブマスターの方に色々クラブの盛り上げるコツを聞いてみた。
色々と具体例を教えてもらったがまとめると以下の5つになった。
①定番の曲を流す(あるあるネタ)②コンテンツ(例:季節物・参加型)③瞬間的なイベント(例:テキーラタイム・盛り上げてくれる人が盛り上げる曲を流す)④非日常を演出⑤客質
現在、企業コミニティーの活性化の第一人者は武田さんと言う方なのだがこの方が書いている本の内容とほとんど近い形になっている。
本日は武田さんの本では見受けられなかった情報だけをご紹介したい。
③瞬間的なイベントのテキーラタイム(店側が客にテキーラを配るイベント)のタイミングで言うと1:30と3:30だと言う。これは、あくまで朝5:00までやっているお店の話し。しかし、この時間は本質的なものではなく本質で言うと客の温度がある一定の暖かさになった時に行うのがべステでそのある一定の温度に達するのがこの2つの時間帯と言うだけなのだ。
なぜ、この時間が温まるかと言うと話の根元はSNSだと言う!!
元々、クラブの楽しみ方は『音楽を楽しむ所』と『出会いの場』と言う2つの目的が存在していたが、最近その目的の比重が『出会いの場』と言う目的が急激に増しているそうだ。
と言うのは、男の子がストリートナンパをしなくなった(出来なくなった)のでクラブに求めるようになったと言う。では、何故ストリートファイトを行わなくなったかと言うとストリートでなくてもSNSで気に入った子を見つければ何も恥ずかしい思いをしなくても女の子と知り合える様になったためストリートを行わなくなった事により最近ではストリートを行える人が激減しているとのこと。
ここからが本題!ではなぜ、1:30と3:30と言うと出会い目的の人からすると終電と言う逃げ道がある時間帯は無駄な労力を使ってしまう。そこで、終電の終わった0:30頃~1:00の間に来場者が最大になる。しかし、入っていきなりハイテンションと言うのもしんどいのでその場の温度に成れるための時間が必要なのだ。これは、初めての人だけじゃなくて常連でも同じだそうでこの時間が大体30分だと言う。
次に3:30と言うのは始発が始まるのが5:00が多いので儀式の時間(60~90分)を逆算して考えるとこの辺の時間からぽつぽつと客数が減るそうだ。だから客数がマックスである最後の時間でもあり〆の盛り上がりに用にこの時簡に行うそうだ。
ここで思うのはクラブのDJは非常に客の事を知っており、マーケティング(顧客の近未来の心の動きを読む)と言う事が出来ている。ここまですればクラブと言うコミニティーは活性化するし逆にここまで顧客の事を知らなければ活性化は出来ない。(まぁこの場合は、性欲と言う非常に単純な心の動きなので読みやすいが・・・)
現在の代表的なコミニティーのほとんどが活性化するまでに5年ほどかかっているがそれはこの顧客の心を知るのにかかったのであろう。
本日伝えたい事『まさかクラブの研究を行うとは・・・さすが研究所』