3月15日
我々、中小企業と大手企業には大きな違いがある。
それは、資本力!
資本力と一言で言うが資金面だけではなく人・物・金・情報の全てにおいてことなる。従って、我々コンサルタントは、もちろん企業の規模によって提案内容の順番や内容も異なる。
そこで本日は中小企業の商売の考え方についての話。
《売れる事の追求》
売れる商品(型番やブランド品)をさらに売るにはどうするかを追求する。低コストオペレーションによる価格面でのパフォーマンスが鍵を握る。つまり、大手の販売戦略
《売る事の追求》
現在売れている単品の売れているグレードにおいて自分の売りたい商品をいかに売るかを考える。新たなマーケットを作ることが必要!新たなマーケットとは現在の客層外にはそれぞれの購入しない理由がある。その理由を逆手に取りマーケットを作りだす。
私は昨日まで上記の考え方の丁度真ん中にいた。と言うのは売れるものをコスト面以外でいかに売るかを考えていた。
なぜ、この様な考え方をしていたか!それは、私がインターネット通販のコンサルだからである。インタネット通販で物を売るにはインターネット上にて『何らかのキーワード』を検索してもらいそのキーワードにおいて上位表示されて始めて店の存在を知ってもらうことができる。ここで冷静になるとキーワードを自分で打ち込んでいる時点である程度ニーズは顕在化しており、むしろニーズが顕在化されていなければそもそも検索などされない。
つまり、何が言いたいかと言うと新たなマーケットを作ろうと思えば商圏内人口の潜在ニーズを顕在化させるだけの広告宣伝費が必要である。更にインターネットは商圏が全国なためTVやラジオ・新聞などにより新たな使用方法を刷り込まなければならない。
これは非常に難しいためそもそも私の発想からは無かった。しかし、それではいけないと感じている。中小企業にはあまり費用対効果の見え難いお金を出す余裕は無い。従って、新しいマーケットの購入者が必ず使う必需品や消耗品にて集客をして、その購入者に対して同梱物・DM・メルマガ・売場での提案などを行いマーケットを作っていかなければならない。
これからは、ネットショップだけで完結するという発想では限界があるようだ。もっと、商売とアプローチ手段がネットショップでその他にもMDや同梱物などインターネット上以外のアプローチも重要になってくると思う。
本日伝えたい事『ネットショップは販売の1手段に過ぎず『商売』の原則は変わらない』