2月8日
本日は、ベネッセの方に企業サイトの活性化の仕方について話を伺った。
以前にも少し話した事があると思うが現在のSEO対策を制したサイトの一人勝ちと言う世界は恐らく3~5年後には薄れ、その頃には顧客ターゲット層が集まる場所を作り上げた企業が覇権を握るだろう。
その、場所をいかに企業が創造できるかが今後の課題になりその先駆けた成功事例がベネッセのウィメンズパークになる。
このサイトは12年前に元々戸籍台帳から直接顧客情報を手書きで抜き取っていたベネッセにとって個人情報上まずいだろうと言う話になり次の顧客情報獲得策としてオープンしたのがこのサイトの始まりである。従って、そもそも営利目的が非常に薄かったと言うのがこのサイトが活性化した根本にあることが伺える。
現在は、会員数300万人を超え1日の口コミが2万6千も行われるまでに活性化した要因を大きく3つにまとめた。
①会員登録時に、はがきを送ってそこに記載しているパスワードを記入しないとログインできないようにする事により身元確認をしているので会員の質が良い。
②匿名性がまもられているので安心して愚痴やうわさが話せる。
③コミュニティーを地域ごとに細分化したときに一気に活性化した。
上記のブレイクスルーの中で最も活性化したのが③のコミュニティーの細分化だと教えてもらった。こうする事によりよりコアな話題が行えるため活性化が加速したそうだ。
上記の3つの要因を聞いて素直に思ったのはやはり大企業だから行えたと言う要素が大きい。
①そもそも、収益性をあまり考えずに6年以上もサイトを運営できるだけの企業力
②そもそも信用力がある状態からのスタート
上記の2点がかなり大きいと感じた。
では、我々中小企業が企業サイトを行うにはどうすれば良いのか?
サイトに参加するための障壁を低くするために言い訳のための動機付けにポイントを付与するなど細かいテクニックは色々あると思うが・・・
幸いにも私の先輩には地域ブログと言う地域密着型のポータルブログを活性化させることに成功した者もいるのでこれからはその仕組みの研究を行いたいと思う。
その中には、恐らく最近私が注目しているゲーミフィケーションも入ってくるだろう。
これらの仕組みを駆使し中小企業が低コストで作れる企業サイトを一刻も早く形づくりたいと思う。
本日伝えたい事『本日もブログとか高尚な横文字を使ったので疲れてしまった』