私の様な若輩者が商売を語るのはおこがましいのであえて、船井流では商売とは顧客密着をすることにより、顧客の事を知ることでありその密着する手段として、商品が存在するという考え方だ。
つまり、商売は商品力が最も大切と言い変えてもさほど誤解は無いはずだ。
この事は、入社して半年一年で理解していたし納得もしていた。
ではここから大切なことは、その商品力はどの様にして高めるのかと言う事である。
ネットショップで言えば主力商品に関しては在庫を持つ事により仕入れ値を下げると同時に即納対応を可能にしたり、競合の価格や最安値と比較し予算帯ごとに値付けをする事により消費者に感覚的に同じ値段と感じさせながら売上を下げずに粗利率を3%改善したり、定期購買する仕組みを付加する事によりリピートを強化したりなどが挙げられると認識していた。
実際上記の試作は全て上手くいくし、また商品力は向上すると思うがこの正月に再度勉強しなおして気付いた事は商品力とはもっとシンプルであると言うこと。
商品力=MD(品揃え)=商品が有るか無いか?
どこにあるかだが価格帯やグレードなどの縦軸で切ったり客層などの横軸で切ったりする事により出来るマス目をいかに商品で埋められるかと言う事である。
この縦軸と横軸で出来るマス目=顧客のニーズであり、どれだけのニーズを埋められる商品を配置出来るかとどこから商品を埋めていくかがMDだという事だ。
前半に話した試作により実際に1ヶ月に3%粗利改善などは行っているが上記の考え方の方がもっと根本的に改善できると思う。とりあえず今年の前半戦はもう一度、商品力に全力投球をしていきたい。
本日伝えたいこと:『ややこしい事考えまくって回りまわってシンプルな答えにたどり着いた時に本質に触れた気になる!今から半年でこの仮説を実証しなければならない』